...世間体を気にして、あのパーティーには行けなかった...
...彼は自分の世間体を傷つけるようなことはしない...
...世間体ばかり気にして、本当の自分を失わないようにしたい...
...世間体を考えると、この服装はちょっと…と思ってしまう...
...彼女は世間体にこだわりすぎて、自分の本音を言えないことがある...
...世間体もあります...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...大学は世間体(せけんてい)最高学府といふ事にはなつてゐるが...
薄田泣菫 「茶話」
...義兄が世間体を気にして義妹達の分家へ行きたがることを嫌ったのは昔の話なので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ぐうたら手記□世間体や慾で営まれる世界はあまりに薄つぺらだ...
種田山頭火 「其中日記」
...世間体はどうともいたして...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...「世間体が悪かてち...
徳永直 「冬枯れ」
...世間体とか体面とか羞恥心とかは打忘れられて...
豊島与志雄 「風俗時評」
...それに悠々と茶などを振舞って世間体にもてなしていたのが緩怠千万――なんにしても大事のめしうど...
中里介山 「大菩薩峠」
...その世間体がこの場合...
夏目漱石 「こころ」
...世間体は姪ということにしておりましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...世間体が悪くつてね...
牧野信一 「裸虫抄」
...自分へことさら好意を持たない弘徽殿の女御の一族に恋人を求めようと働きかけることは世間体(せけんてい)のよろしくないことであろうとも躊躇(ちゅうちょ)されて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...世間体のよろしくないことはやはり忍ぶほうがよいのであるとして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...左兵衛督(さひょうえのかみ)は姉の大将夫人のこともいっしょにして世間体を悪く思ったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...世間体は故人への友情を忘れないふうに作りながら...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今夜に済まさねば世間体も悪いと思い...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...醜いことがそこで起こればいっそう世間体の恥ずかしいことになります...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...山木さんの処へ換え玉に入れて世間体(せけんてい)をつくろいまして...
夢野久作 「超人鬚野博士」
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