...世にも稀なる大天才ですね...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...聞くが如くんば世にも稀なる名手(めいしゆ)なるに...
高山樗牛 「瀧口入道」
...(夫は私を世にも稀なる淫婦であるように云うけれども...
谷崎潤一郎 「鍵」
...あゝ云う世にも稀な人を自分が妻にしていることを...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...況(いわ)んやその母が世にも稀なる美女であった場合...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...お市御料人(ごりょうにん)はまだお輿入(こしい)れにならぬうちから世にも稀なる美人のきこえの高かったお方でござります...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...世にも稀なる楓(かへで)の古木が庭一面にその枝を張つて...
野上豐一郎 「奈良二題」
...世にも稀な芸術品を数多く作り上げた...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...世にも稀な貞女だということを...
野村胡堂 「青い眼鏡」
...世にも稀な大悪人...
浜尾四郎 「殺された天一坊」
...世にも稀な馬鹿者でございます...
浜尾四郎 「殺された天一坊」
...まったく世にも稀な...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...世にも稀なる不可思議な物語を始めるのです...
牧野信一 「青白き公園」
...世にも稀な惡人であらうか...
森林太郎 「高瀬舟」
...わたしは世にも稀な良い父...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これは平さんが世にも稀なくらい無口な性分だったせいもあるが...
山本周五郎 「季節のない街」
...世にも稀な美少女の屍体と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...世にも稀な端麗な姿を一際(ひときわ)異様に引っ立てているかのように見える...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??