例文・使い方一覧でみる「不風流」の意味


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...不風流の私たちの野暮な詮議は...   不風流の私たちの野暮な詮議はの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...僕は不風流だから...   僕は不風流だからの読み方
太宰治 「パンドラの匣」

...風流不風流を論じている暇はなく...   風流不風流を論じている暇はなくの読み方
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」

...あるいは学者がそれだけ不風流なのか...   あるいは学者がそれだけ不風流なのかの読み方
夏目漱石 「趣味の遺伝」

...もっとも雷獣(らいじゅう)とそうしてズクは両人共極(きわ)めて不風流故(ゆえ)...   もっとも雷獣とそうしてズクは両人共極めて不風流故の読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...這入って見るとなおなお不風流だ...   這入って見るとなおなお不風流だの読み方
夏目漱石 「倫敦消息」

...可惜(おしむべくは)錦上枯木を添ふるの不風流をあえてした...   可惜錦上枯木を添ふるの不風流をあえてしたの読み方
平林初之輔 「甲賀三郎『琥珀のパイプ』序」

...況(ま)して流行の縞模様など考えて見たこともない程の不風流(ぶふうりゅう)なれども...   況して流行の縞模様など考えて見たこともない程の不風流なれどもの読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...不風流の由来元来(がんらい)私は生れ付き殺風景でもあるまい...   不風流の由来元来私は生れ付き殺風景でもあるまいの読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...文明の器械は多く不風流なる者にて歌に入り難く候へども若しこれを詠まんとならば他に趣味ある者を配合するの外無之候...   文明の器械は多く不風流なる者にて歌に入り難く候へども若しこれを詠まんとならば他に趣味ある者を配合するの外無之候の読み方
正岡子規 「歌よみに與ふる書」

...文明の器械は多く不風流(ぶふうりゅう)なるものにて歌に入りがたく候えども...   文明の器械は多く不風流なるものにて歌に入りがたく候えどもの読み方
正岡子規 「歌よみに与ふる書」

...心ある者に見せたらばかえってその主人の粗忽(そこつ)にして不風流なるを笑われる位だ...   心ある者に見せたらばかえってその主人の粗忽にして不風流なるを笑われる位だの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...「不風流に小説の悪口を言ってしまいましたね...   「不風流に小説の悪口を言ってしまいましたねの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...そんな場所へ不風流な私が出入りすることは...   そんな場所へ不風流な私が出入りすることはの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...不風流だといふならば...   不風流だといふならばの読み方
吉川英治 「折々の記」

...所詮(しょせん)」「詩は作らんかね」「どうも生れつき不風流にできているとみえまする」「おもしろくない男だなあ...   所詮」「詩は作らんかね」「どうも生れつき不風流にできているとみえまする」「おもしろくない男だなあの読み方
吉川英治 「三国志」

...武骨、不風流者ながら、君にならって、お相手をいたさん」と、魏延の舞に縺(もつ)れて、共に舞い始めた...   武骨、不風流者ながら、君にならって、お相手をいたさん」と、魏延の舞に縺れて、共に舞い始めたの読み方
吉川英治 「三国志」

...物の値打ちも余暇の愉しみようも知らぬ不風流者...   物の値打ちも余暇の愉しみようも知らぬ不風流者の読み方
吉川英治 「私本太平記」

「不風流」の読みかた

「不風流」の書き方・書き順

いろんなフォントで「不風流」


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通じた   粗と   細報  

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