...「白蝋」でろうそくを作ってみたい...
...この白蝋キャンドルは高級感がある...
...白蝋を混ぜた絵具で絵を描いた...
...ハンドメイドの白蝋石鹸が欲しい...
...白蝋の香りのするアロマキャンドルを灯した...
...白蝋の手に湧くか緑葉は...
上里春生 「サガニー耕地より」
...解剖台の上には白蝋(はくろう)のような屍体が横たわっているが...
海野十三 「恐怖の口笛」
...さんさんと鳴る銀と白蝋の燈架のうへのいのちは...
大手拓次 「藍色の蟇」
...白蝋(はくろう)の御両頬には...
太宰治 「葉」
...しっかと刀の柄をにぎったまま白蝋(はくろう)のような横顔をのぞかせて...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...その代り白蝋のように血の気のない彼の死顔は放心した如くのどかにみえた...
田中英光 「さようなら」
...白蝋面(びゃくろうづら)めが!長者(ちゃうじゃ)立(た)ちかゝる...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...この白蝋(はくろう)のような顔が...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...白蝋のような屍骸の顔に...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...サンプリス修道女は白蝋(はくろう)のようにまっ白な女であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...白蝋(はくろう)の白きに変る時分に...
中里介山 「大菩薩峠」
...よく化粧した顔は白蝋(はくろう)のように蒼(あお)ずんで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...悟空の後姿を彫像のやうに動かず凝視して居た王の白蝋の顔には...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...街灯の光に照出された白蝋のような女の顔を見ると...
松本泰 「日蔭の街」
...極々小さい顔はまるで白蝋色をして居る...
宮本百合子 「或日」
......
森川義信 「冬の夜の歌」
...白蝋(はくらふ)の灯(ひ)にてらされた夢見ごころの長襦袢(ながじゆばん)...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...うれしきは夢と幻惑と暗示とに富める白蝋(はくらふ)の明り...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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