...「白蝋」でろうそくを作ってみたい...
...この白蝋キャンドルは高級感がある...
...白蝋を混ぜた絵具で絵を描いた...
...ハンドメイドの白蝋石鹸が欲しい...
...白蝋の香りのするアロマキャンドルを灯した...
...またスキーの裏に白蝋を塗る小さな鏝(内部に固形アルコールを入れて熱する)はちょっとしたアイロニングに非常に能率的である...
石川欣一 「可愛い山」
...顔に血の気(け)が失せほとんど白蝋(はくろう)のごとき色になった...
伊藤左千夫 「春の潮」
...白蝋の手に湧くか緑葉は...
上里春生 「サガニー耕地より」
...見ればその青ざめた白蝋(はくろう)のような頬に...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...それが白蝋の様に白けて...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...さんさんと鳴る銀と白蝋の燈架のうへのいのちは...
大手拓次 「藍色の蟇」
...その代り白蝋のように血の気のない彼の死顔は放心した如くのどかにみえた...
田中英光 「さようなら」
...白蝋(はくろう)のように透き徹(とお)って見えた...
徳田秋声 「黴」
...白蝋(はくらふ)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...白蝋(はくろう)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...よく化粧した顏は白蝋(はくらふ)のやうに蒼染(あをず)んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...白蝋のやうに、圓い胸、美しい陰影を描いた處女(をとめ)の乳房の下に凄まじい傷口がパクリと開いて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その後には白蝋石(しろいし)の小卓が幾個か配置されてある...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...極々小さい顔はまるで白蝋色をして居る...
宮本百合子 「或日」
...「白蝋(はくろう)がいッぱい詰まっています」「用はねえ」「親分――」と...
吉川英治 「江戸三国志」
...たちまち白蝋(びゃくろう)の如く化して...
吉川英治 「三国志」
...白蝋青隈(はくろうあおくま)の死相...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...白蝋(はくろう)みたいな女の頬は...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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