...然(しか)るに不起の病に罹(かか)って...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...露西亜へ着いてから尚だ一回も註文を受ける間もない中に不起の病に取憑(とりつ)かれてしまった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...こんなに早く不起の病の牀(とこ)に就こうとも思わなかった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...その冬に病臥したのが遂に不起の病床となつて仕舞つた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...言はんも愚かや消ゆるは定なり娘が死亡(うせて)の十三回忌より老爺は不起の病にかゝりぬ...
一葉 「暗夜」
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