...彼は不行儀な態度をとった...
...あの人は他人に対して不行儀だ...
...不行儀な言葉遣いはやめましょう...
...不行儀をする人は好かれません...
...彼女は不行儀なことをしても可愛く見える...
...他の人々はいずれもこのような不行儀さに...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その間夫人は沼南の肩を叩(たた)いたり膝(ひざ)を揺(ゆす)ったりして不行儀を極めているので...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...不行儀に育つたお前たちには...
薄田泣菫 「中宮寺の春」
...色白きただし髪薄くしてしかも前歯二本不行儀に反(そ)りたる四十あまりの女入り来たりて山木のそばに座を占めたり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...劇場で隣り合った不行儀な多少狂気じみたその青年のうちに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...同宿の不行儀なのを苦に病んだりした事だらう...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...見ると反対の側(がわ)にも同じ岩の破片とも云うべきものが不行儀に路傍(みちばた)を塞(ふさ)いでいた...
夏目漱石 「明暗」
...枕(まくら)に乘せた脚(あし)の不行儀さなど...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...かえってこれがためにその懶惰(らんだ)不行儀(ふぎょうぎ)の風を進めたる者というべし...
福沢諭吉 「旧藩情」
...あなたのやうな不行儀な人は……」「よしツ...
牧野信一 「蝉」
...彼女等は独りになると何といふ不思議な不行儀に成り変ることか……などゝいふことが...
牧野信一 「風媒結婚」
...可哀(かはい)い、不行儀な奴め...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...そう不行儀では困ります...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...不行儀な処のあるのをお見附(みつけ)なされたかと存じて...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...恋歌はけしからぬ不行儀のものになったのだが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...彼が部屋へ帰って親しめる唯一のものはその不行儀な乳房である...
横光利一 「街の底」
...いたって不行儀なほうである...
吉川英治 「私本太平記」
...その肥(こ)えた体を不行儀に坐り崩すと...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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