...後の時代になってはかえってそれとは反対に誰しもがガリレイの不朽の功績をたたえるようになったのですから...
石原純 「ガリレオ・ガリレイ」
...それらがすべて不朽のものであるのは言うまでもないことで...
石原純 「ロード・ラザフォード」
...万古不朽の元気ありて存す...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...従来不朽の筆は不朽の人を伝えるもので...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...志す所は一生に一度不朽の大作を残したいのだ...
内田魯庵 「貧書生」
...人間社会の諸制度がどうして不朽のものであり得よう...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...不朽のもの...
太宰治 「もの思う葦」
...曰ふ迄もなく原詩は不朽の傑作である...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...同じ強さと不朽の形のままで...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...現在生きて居られる諸名士のうちにも随分不朽の人物がおいでになるに相違あるまいと思うが...
中里介山 「生前身後の事」
...右等の徒輩はこれ等不朽の作物を大衆文芸視して...
中里介山 「余は大衆作家にあらず」
...黄金の不朽の生命を表象するものとも...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...不朽の名作といってもよかろう...
野村胡堂 「胡堂百話」
...不朽の魂をつくりあげるといったぐあいなのである...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...不朽の風姿をつくりあげていた...
久生十蘭 「復活祭」
...一代を圧倒した金語楼はもはや昔日の落語家ならず身辺多彩の喜劇俳優として不朽の青春をもてあそびおり...
正岡容 「寄席行燈」
...若し名誉とか不朽の事業とかで尊き者と仮定すれば...
正宗白鳥 「論語とバイブル」
...母家全焼と同時にあわれ不朽の名作も世に出でずして焼失の憂き目...
山本笑月 「明治世相百話」
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