...それらがすべて不朽のものであるのは言うまでもないことで...
石原純 「ロード・ラザフォード」
...又憂憤の余りに書いた文章や詩篇で不朽の名誉を博した例も沢山ある...
市島春城 「読書八境」
...不朽の典籍に親しんでその良心と理性を満足せしむることは大国民としての根本的教養であらねばならぬ...
岩波茂雄 「岩波文庫論」
...すばらしい不朽の姿を与えている...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...彼等自らの信じて不朽の眞理と公言せしもの...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...不朽のもの...
太宰治 「もの思う葦」
...而して彼の産を奪へるが故に詩人はその不朽の詩に於て彼に復讐すと...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...極々(ごくごく)不幸にても一不朽の人となるべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...不朽の紀念を文化事業に遺したりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...時に不朽の価値ある詩歌(しいか)絵画をつくらしめた...
永井荷風 「水 附渡船」
...不朽の魂をつくりあげるといったぐあいなのである...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...この句によつて恐らく不朽のものとならう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...世界の文芸史上に与へた彼の不朽の傑作「フアウスト」は...
牧野信一 「首相の思出」
...同時にこの物語を不朽の名作たらしめたは...
正岡容 「我が圓朝研究」
...(近時清国の変またこれを証するに足る)ただ実朝は和歌において不朽の業を為すを得たり...
正岡子規 「病牀譫語」
...しかも不朽の作品に...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...支那では文章は不朽の盛事だ何ぞといふ...
森林太郎 「長谷川辰之助」
...『随想録』は今や時と処を越えた不朽の古典であるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??