...かの不朽のニュートンにも...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...又憂憤の余りに書いた文章や詩篇で不朽の名誉を博した例も沢山ある...
市島春城 「読書八境」
...不朽のものらしく感じられるのだった...
太宰治 「断崖の錯覚」
...かくて捕へて勇將は不朽の譽得べかりし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...曰ふ迄もなく原詩は不朽の傑作である...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...其人民永世不朽の和親を取結び...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...不朽の紀念を文化事業に遺したりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...同位元素の名において科学史に不朽の名を残した所以を幾分窺い得たような気がした...
中谷宇吉郎 「英国の物理学界と物理学者」
...一八二〇年代にスコレスビーあるいはグレイシャーの如き世界的雪華研究者として歴史上に不朽の名を遺した人々の仕事と較べても余り遜色(そんしょく)がないように思われる...
中谷宇吉郎 「雪」
...その寓話詩十二巻に依つて不朽の名をとどめてゐる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...これは不朽の逸品といえよう...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...二十歳にして不朽の傑作を得る者古来の大家往々にして然り...
正岡子規 「病牀譫語」
...「お蝶夫人」を始め「トスカ」「ラ・ボエーム」等不朽の名作オペラを作曲しました偉大なプッチーニは死にました...
三浦環 「お蝶夫人」
...尊い不朽の生を得る事の出来るだけの思想を築こうとして居るのである...
宮本百合子 「悲しめる心」
......
三好達治 「朝菜集」
...寫すところは捕來(とらへき)たる個人の不朽の象なり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...支那では文章は不朽の盛事だ何ぞといふ...
森林太郎 「長谷川辰之助」
...巌石の上に不朽の痕跡(こんせき)を止めることも...
柳田国男 「山の人生」
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