...それらがすべて不朽のものであるのは言うまでもないことで...
石原純 「ロード・ラザフォード」
...万古不朽の元気ありて存す...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...彼の不朽の「ナルシス」の自負を...
辰野隆 「芸術統制是非」
...誠意不朽の親睦を取結び...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...不朽の紀念を文化事業に遺したりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...時に不朽の価値ある詩歌(しいか)絵画をつくらしめた...
永井荷風 「日和下駄」
...同位元素の名において科学史に不朽の名を残した所以を幾分窺い得たような気がした...
中谷宇吉郎 「英国の物理学界と物理学者」
...黄金の不朽の生命を表象するものとも...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...その中には不朽の名作ハ長調の「交響曲」の手写譜が交っていたのはあまりにも痛ましい皮肉である...
野村胡堂 「楽聖物語」
...根源的體驗における時の眞の姿を明かにしたのは彼の不朽の功績である...
波多野精一 「時と永遠」
...或は子孫における生の存續の如き或は後の世に遺される不滅の名不朽の功績の如き...
波多野精一 「時と永遠」
...不朽の魂をつくりあげるといったぐあいなのである...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...『旅団長』及び『未丁年者』の両作に依つて文学史上不朽の名を残してゐる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...この句によつて恐らく不朽のものとならう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...それは不朽の功績であつた...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...若し名誉とか不朽の事業とかで尊き者と仮定すれば...
正宗白鳥 「論語とバイブル」
...『随想録』は今や時と処を越えた不朽の古典であるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...なんぞ軽々しく不朽の基(もとい)を捨て去らんや」と...
吉川英治 「三国志」
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