...申し訳ありませんが、不承知です...
...彼は私の問いに対して、不承知のようです...
...不承知なら、もう少し調べてみましょう...
...不承知なら、まずは確認をしてから決めましょう...
...不承知でしたら、またお伺いします...
...親の不承知なのもかまはずに...
芥川龍之介 「地獄變」
...父は不承知に違ひありません...
芥川龍之介 「雛」
...大先生が不承知だ...
泉鏡花 「婦系図」
...なるほど平生(へいぜい)おれに片意地なところはある、あるけれども今度の事は自分に無理はない、されば家じゅう悦(よろこ)んで、滞りなく纏(まと)まる事と思いのほか、本人の不承知、佐介も乗り気にならぬという次第で父は劫(ごう)が煮えて仕方がない、知らず知らず片意地になりかけている...
伊藤左千夫 「春の潮」
...たった一人の男の子を行く末僧侶(そうりょ)にするは可愛そうだといって不承知であったので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...貰うと云っても私が不承知です...
夏目漱石 「虞美人草」
...僕が不承知だ、百獣の中(うち)でもっとも聡明なる大象と、もっとも貪婪(たんらん)なる小豚と結婚するようなものだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...其場になつて七平が不承知を言ひ出して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...柳屋の親爺は不承知だったが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...主人の俺が不承知だ」何時の間にやら脇差を左手に持つた直助は平次の横手から狙ひ寄つて居るではありませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私も娘も不承知で斷わりました」「喜三郎といふのが居るさうだが――」「あれは感心な男で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「あっしは不承知だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...従妹の方を断ったために両親がもしお登和さんの事を不承知だったら僕は到底婚礼が出来ん」小山「それは感情から来るのだ...
村井弦斎 「食道楽」
...不承知だったといってもいい...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...もし母が不承知の場合は...
横光利一 「旅愁」
...それで不承知ならどうにでもしておくれ」注いでは飲む茶碗酒の勢いが...
吉川英治 「江戸三国志」
...不承知ともいわないのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...消えればご不承知...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??