...私は不才で、何事も上手くできない...
...不才ながらも、この道数十年...
...不才ながらも、ご助言いただければ幸いです...
...自分が不才だと思い込むと、成長するチャンスを見逃してしまうかもしれない...
...不才と言われても、自分がやりたいことを努力して続けることが大事だ...
...才(さえ)も不才(ふさえ)もわかることではござらぬ...
芥川龍之介 「孔雀」
...不如帰のまずいのは自分が不才のいたすところ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...実は小生去冬(きょとう)風労(ふうろう)に悩みそれより滅切(めっき)り年を取り万事甚(はなはだ)懶(ものう)く去年彩牋堂竣成(しゅんせい)祝宴の折御話有之候薗八節(そのはちぶし)新曲の文章も今以てそのまゝ筆つくること能(あた)はず折角の御厚意無に致(いたし)候不才の罪御詫(おわび)の致方(いたしかた)も無御座(ござなく)候...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...若し不才だつたなら...
中島敦 「盈虚」
...生徒の才・不才に応じて...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...才・不才にしたがって...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...浅学不才の筆者にはこれを批判すべき資格がない...
武者金吉 「地震なまず」
...不才謙信に身にあまる御諚(ごじょう)であった...
吉川英治 「上杉謙信」
...――不才、無学な身にはございますが、無刑録(むけいろく)なる書物のうちにも、荀卿(じゅんけい)の語(ことば)として、凡(オヨ)ソ天下ノ事、我ガ心ニ具(ソナ)フル性命ノ理ニ明カナラズシテ、断制、裁割(サイクワツ)スベキイハレ無シ...
吉川英治 「大岡越前」
...己(おのれ)の未熟と不才がわかってくるばかりで...
吉川英治 「剣の四君子」
...主人たる自分の不才が...
吉川英治 「剣の四君子」
...それがし不才なれど...
吉川英治 「三国志」
...不才ではありますが...
吉川英治 「三国志」
...将軍の名はひとり南方のみではなく、かねがね北地にあっても雷のごとく聞いていましたが、はからずも今日、拝姿を得て、こんな愉快なことはありません」玄徳が、まずいうと、「いやいや、まことに、区々たる不才...
吉川英治 「三国志」
...私の思うには、張飛でなくては彼と太刀打ちできるものはありますまい」この言葉の終るか終らぬうち、激しく気色ばんだ老将の一人が立ち、声も荒々しく、「軍師、貴殿は何ゆえあって人を芥(あくた)の如く軽んじられるのか、我ら、不才とは申せ、命あらば断じて征(ゆ)きて戦い、張の首を斬って参る覚悟があります...
吉川英治 「三国志」
...儂(み)不才なりといえ...
吉川英治 「三国志」
...帝の鸞駕を拝すや、孔明は車から跳びおりて、「畏れ多い」と、地に拝礼し、伏していうには、「臣、不才にして、遠く征(ゆ)き、よく速やかに平(たいら)ぐるあたわず、多くの御林の兵を損じ、主上の宸襟(しんきん)を安からざらしむ...
吉川英治 「三国志」
...こんな不才(ふさい)にご眷遇(けんぐう)次第にあつく...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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