...誠に不心得極まる現象と言わねばならぬ...
大隈重信 「夫婦共稼ぎと女子の学問」
...私はこれらの話をして地方人の不心得を指摘し...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...代表的に安雄一人を極度に叱りその不心得を責めました...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...臣下の中に一人や二人不心得者がおるとしましても...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...自分の不心得から...
辻潤 「ふもれすく」
...太く短く世を渡ろうとしてさま/″\の不心得(ふこころえ)をする...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...よく参禅者の不心得を諷(ふう)せられます」と云った...
夏目漱石 「門」
...倅(せがれ)の不心得から...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前の不心得が切っかけになって人手に掛ったとしたら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――親に無斷で身を隱すやうな不心得者は探す迄もないことぢや」以ての外の機嫌です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...變な宿に隱れてふざけて居るとは何んといふ不心得だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...中には不心得者がいて...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...こちとらが嗅煙草を嗅ぐよりもたやすく懺悔僧にむかつて嘘八百をならべ立てるやうな不心得な外道にもよく出会つたものぢやが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...それは私の不心得であらう...
堀辰雄 「姨捨記」
...自分の不心得を謝し...
森鴎外 「栗山大膳」
...昨夜の不心得者です...
吉川英治 「剣の四君子」
...家来の不心得などから...
吉川英治 「新書太閤記」
...国賊と呼ばねばならぬ不心得者でもあるなれば知らぬこと――と...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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