...そのような不当な目にあいつづけて...
梅崎春生 「桜島」
...現在不当な扱いを受けております...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「サセックスの吸血鬼」
...」「しかしそれが不当な悪口だったら...
徳田秋声 「仮装人物」
...――処が悟性乃至理性のこの不当な使用法から生じる幾多の論理的矛盾を...
戸坂潤 「辞典」
...悪いものが不当な好遇を受けないのでもない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...かく云うと直観されるものは視覚であり又空間であるという不当な結論に来るかのように見えるが併し直観なるものの一般的な特質は直観するということが直ちに直観されるということに結び付く点になければならぬ...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...プロレゴメナ)又空間それ自身が(プロレゴメナ)有限であるとも無限であるとも云われるのはそれが何れも不当な概念の上に立つからであると云う...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...自分と同じように不当な態度を示してる一派となら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...不当な収入のある買収された一人の女中は...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...自分に課せられる不当な労働...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...「栄光に輝いているあいつを」不当なことではある...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...私は不当な変態心理の父母を持たねばならなかった...
松永延造 「職工と微笑」
...かかる教義が啓示の教義であると云われたならば、確かにすべての宗教の敵は、またおそらくこれに属するゴドウィン氏やコンドルセエ氏は、これをもって、人間の愚鈍が発明し得る神のうちで、最も子供らしい、最も不合理な、最も貧弱な、最も憐れむべき、最も不正不当な、最も無価値なものとして、全力を尽して嘲笑し去ったであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...将に消えようとする燈火のやうな状態でありながら言文一致を不当な文章表現の形として反対してゐた人達のあつた状態を思ひ浮べて来られる...
水野葉舟 「言文一致」
...その臣下の財産の不当な簒奪者になることくらい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我々がもろもろの不徳に対してあんなにも飽くなき不当な憤りを注ぐのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...万夫不当な猛将らしいではないか」「そうですな...
吉川英治 「三国志」
...親堅の所為の不当なことを訴えしめた...
和辻哲郎 「鎖国」
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