...不審紙が届いたので警察に連絡を入れた...
...爆発物かもしれないと不審紙を開封しないように注意した...
...オフィスで不審紙が見つかり、社員全員が避難した...
...不審紙を見つけたので、封筒自体をビニール袋に入れて処分した...
...不審紙騒動があったため、郵便局でも警戒態勢がとられている...
...左(と)に右(か)く春廼舎の技巧や思想の歯癢(はがゆ)さに堪えられなくなった結果が『小説神髄』の疑問の箇処々々に不審紙を貼(は)ったのを携えて突然春廼舎の門を叩いた...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...二葉亭はこの『小説神髄』に不審紙を貼りつけて坪内君に面会し...
内田魯庵 「明治の文学の開拓者」
...よく意味のわからない箇所にしるしをつけておくために「不審紙(ふしんがみ)」というものを貼り付けて...
寺田寅彦 「柿の種」
...この小紙片がすなわち不審紙である...
寺田寅彦 「柿の種」
...不審が氷解すればそこの不審紙を爪のさきで軽く引っ掻いてはがしてしまう...
寺田寅彦 「柿の種」
...中学時代にはもう不審紙などは使わなかった...
寺田寅彦 「柿の種」
...点々と真紅の不審紙を貼り付けたものの視像を今でもありありと想い出すことができるが...
寺田寅彦 「柿の種」
...万葉集(まんえふしふ)に不審紙(ふしんがみ)をしたる手(て)を...
樋口一葉 「曉月夜」
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