...私は先日、不動尊の前でお祈りをしました...
...不動尊は霊験あらたかな神仏です...
...不動尊のお守りを持っていると安心感があります...
...不動尊を信仰する人が多いのは、願いが叶うと言われているからです...
...不動尊の神社でお参りすると、健康や交通安全など、様々な願いが叶うと考えられています...
...母は不動尊に塩物断(しおものだ)ちの心願(しんがん)までして心配したのだ...
伊藤左千夫 「春の潮」
...不動尊の佛徳の廣大なる所以也...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...不動尊の木像はその夜のうちに戸波の積善寺に返して...
田中貢太郎 「不動像の行方」
...自分の全身には殆(ほとん)ど火焔(くわえん)を帯びた不動尊も啻(たゞ)ならざる...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...何年にも不動尊へは参詣した事がないと...
永井荷風 「写況雑記」
...勿体(もったい)なくも大聖不動尊(だいしょうふどうそん)の掛軸でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...米友は思案に暮れながら不動尊を担いで...
中里介山 「大菩薩峠」
...ぜひなく不動尊の像をかついで...
中里介山 「大菩薩峠」
...これはお説教ではない、成田山御本尊の絵姿を売っているのだと思いましたが、その坊さんたちの仰々しい錦襴(きんらん)の装いや、不動明王御本尊と記した旗幟(はたのぼり)が、いかにも景気がよいものですから、お絹も足をとどめて、人の肩からちょっとのぞいて見ますと、中央に僧頭巾をかぶった坊さんが、物々しくいいつづけました、「勿体(もったい)なくも、成田山御本尊不動明王のお姿、滅多には拝めない品を、このたび、衆生済度(しゅじょうさいど)のために、あまねく世間に売り出して差上げる、一枚が百と二十文、十枚以上お買求めの方には一割引――なお、この際お申込みの方には特に景品と致しまして――」前に、やはり錦襴の帳台を置いて、その上におびただしい絵像の巻物を積み重ねながら、要するに衆生済度のために、不動尊の絵姿を、一般に公開して売下げるという宣伝であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...御本体不動尊の絵像を売っている...
中里介山 「大菩薩峠」
...その不動尊の絵像を買求めた者に...
中里介山 「大菩薩峠」
...この娘は不動尊の足を縛りに来たのだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...不動尊のは普通の火の如く紅(あか)いが...
中里介山 「大菩薩峠」
...不動尊以上の不動尊の形相(ぎょうそう)を呈しているが...
中里介山 「大菩薩峠」
...不動尊の像の左の膝(ひざ)を鼠が咬んだ...
南方熊楠 「十二支考」
...不動尊の像か何かあった下の竹の筒から...
宮島資夫 「四谷、赤坂」
...永代寺には成田山不動尊の開帳があつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...不動尊の繁昌と共に栄えて来たが...
山本笑月 「明治世相百話」
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