...下下方(しもげはう)まで五里の道を...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...下下方(しもげはう)の宿に着いてから...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...以下下品下生(げぼんげしょう)に至るまで九品(くほん)の仏のそれぞれの俳句は...
高浜虚子 「俳句への道」
...あふるゝ朝湯のしづけさにひたる(湯口温泉)・こゝちようねる今宵は由布岳の下下車客五六人に楓めざましく雑木紅葉のぼりついてトンネル尿してゐる朝の山どつしりとすはつてゐる・自動車に轢かれんとして寒い寒い道昨日の宿は申分なかつたが...
種田山頭火 「行乞記」
...しかも下下の下だ...
種田山頭火 「行乞記」
...五時の列車に乗り込む、名古屋へ通すつもりだつたけれど、十時頃に林五君の家庭をみだすに忍びないので、六時、坂下下車、そして藪下屋といふ宿に落ちついた、こゝは先年一泊した土地、いろ/\の事がおもいだされる...
種田山頭火 「旅日記」
...(余が知れるものにして石川氏の表に漏れたる地名は日高國靜内郡下下方(シモゲハウ)...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...侍が下下(したじた)を呼びつけるような風に――『芳一!』芳一はあまりに吃驚(びっくり)してしばらくは返事も出なかった...
小泉八雲 Lafcadio Hearn 戸川明三訳 「耳無芳一の話」
...夕七半時過弘前城下下土手伊勢屋甚太郎方著...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「お長三夜之御暇被下下宿...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...長女御暇被下下宿...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...越後北蒲原(きたかんばら)郡亀代村大字次第浜字香々沢磐城(いわき)双葉(ふたば)郡大久村大字小久字加々部陸前加美(かみ)郡鳴瀬村大字下新田字下下下田(しもかがた)羽後由利郡下川大内村大字加賀沢陸中岩手郡滝沢村大字滝沢字加賀野盛岡の市外にもまた一箇処の加賀野という部落がある...
柳田國男 「地名の研究」
...また前の陸前下新田の下下下田(しもかがた)の実例とも一致せぬ...
柳田國男 「地名の研究」
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