...わが髪の白くなるのも打忘れ世にいう悪所場(あくしょば)をわが家(や)の如く今日は吉原(よしわら)明日は芝居と身の上知らず遊び歩いていたその頃には...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...まずはわが「陰陽師身の上知らず」に似て居る(一八九八年『ベンガル亜細亜協会雑誌』六八巻三部一号五一頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...売卜者(ばいぼくしゃ)の身の上知らず...
吉川英治 「江戸三国志」
...実(げ)に易者の身の上知らずとは...
吉川英治 「江戸三国志」
...いくら易者の身上知らずでも...
吉川英治 「江戸三国志」
...諺(ことわざ)にも『易者の身の上知らず』というではございませんか」「いや...
吉川英治 「新・水滸伝」
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