...宴会に三杯酢を用意しておくと、飲み物が進む...
...このレシピには三杯酢が欠かせない...
...夏場には、冷やし中華に三杯酢をかけて食べるのが美味しい...
...私は三杯酢よりも四杯酢の方が好きです...
...子供の頃、ぶどうジュースに三杯酢を入れて飲んでいた...
...鮒の甘露煮と焼沙魚(はぜ)の三杯酢なりしかば...
石井研堂 「元日の釣」
...ゆでて三杯酢で食べるとなかなか乙なものだ...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...御存じの池の端の鹿野屋(かのや)の寮――」「お化けでも出るのか」「お化けくらゐは三杯酢(ず)で喰ひさうな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...之レヲ水ニ浸シ三杯酢ヲ以テ食フ或ハ夏期ニ於テ採収シタル時ハ灰乾シトシ又ハ熱湯ヲ注ギテ後蔭乾シトス之レヲ用ウルニハ熱湯ニ投ジテ洗滌スルヲ可トス」と出ている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...使用するに際し熱湯に投じて洗滌し吸物又は三杯酢となして食用に供す又採収したるものを淡水にて善く洗ひ晒白して貯蔵する事あり...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...三杯酢かあるいは酢味噌和えかが普通一般の食法であることが知られる...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そしてこれを食うには三杯酢あるいは薑醋(しょうがず)にすればよい...
牧野富太郎 「植物記」
...晩飯、飯三碗、焼物、芋、茄子(なす)、富貴豆(ふきまめ)、三杯酢漬...
正岡子規 「病牀六尺」
...日本料理の南瓜の三杯酢(さんばいず)なんぞはあまり消化の好(い)い方でありません...
村井弦斎 「食道楽」
...しかしあれはなかなか歯ぎれが好(よ)くって味もサッパリしていますね」玉江嬢「オヤ南瓜の三杯酢というお料理がありますか...
村井弦斎 「食道楽」
...まだ青いような若い南瓜の皮を剥(む)いて千六本のように細く切って塩でよく揉(も)んで水で洗って紫蘇(しそ)の葉を細かく刻んでそれへ交(ま)ぜて三杯酢をかけて出します...
村井弦斎 「食道楽」
...それが出来たら今度はまたサラダ油を一杯混ぜてまた酢を半杯という風に都合サラダ油を三杯酢を二杯の割で幾度(いくど)にもよく混ぜます...
村井弦斎 「食道楽」
...三杯酢にして御飯の副食物(おかず)にするといくつでも食べられます...
村井弦斎 「食道楽」
...私どもでは湯煮て三杯酢(さんばいず)にしたり...
村井弦斎 「食道楽」
...大根おろしといっしょに三杯酢にしたものである...
山之口貘 「チャンプルー」
...どうしても三杯酢で一パイと言う処で...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...まるで洗濯石鹸(あらいしゃぼん)を揉むようで……その水を汲み換え汲み換え泡の影が無(の)うなるまで揉みました奴の三杯酢を肴(さかな)にして一杯飲もうモノナラその美味(うま)さというものは天上界だすなあ...
夢野久作 「近世快人伝」
...この三杯酢かい...
夢野久作 「爆弾太平記」
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