...再三明日(あした)にした方が好くはないかと云って見た...
芥川龍之介 「妙な話」
...二十三明くる日病院へ行って聞くと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...三明くる日、男は、「私共は二食で、朝飯(あさめし)を十時にやります...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...三明けて一八九一年の正月になると...
中島敦 「光と風と夢」
...少し腹に力もつきたることなれば身も心もいさましく筑波嶺のノタリはまこと雨ふらばもろこし黍の葉も裂くと降れ其三明治三十六年八月十日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...三六三明治三十九年六月七日 (以下不明) 本郷區駒込千駄木町五十七番地より廣島市猿樂町鈴木三重吉へ昨夜君の所へ手紙をかいた處今朝君のを受けとつたから書き直す原稿料は遠慮なく御受取可然...
夏目漱石 「鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年」
...時間はあらず困り入候 艸々十二月八日夏目金之助鈴木三重吉樣四七三明治三十九年十二月九日 午後三時―四時 本郷區駒込千駄木町五十七番地より本郷區臺町二十七番地鳳明館中川芳太郎...
夏目漱石 「鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年」
...三明日の神田祭を控へて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三明日の神田祭を控えて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三明治落語界を風靡した滑稽舞踊「郭巨の釜掘り」の一節に...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...三明治憲法においても...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...三明くる朝まだ暗いうちに...
山本周五郎 「雨あがる」
...この話はあとのことにするよ」十六の三明くる日は強い北風が吹きあれて...
山本周五郎 「さぶ」
...いま帰りました」三明くる朝...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...三明くる日、部屋の掃除をしているとき、用箪笥の上に風鈴のあるのをみつけた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...二三明白な事蹟もあるけれど...
吉川英治 「折々の記」
...行宮(あんぐう)にあてられた三明院(さんみょういん)は「梅松論」に...
吉川英治 「私本太平記」
...三明白な事蹟もあるけれど...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索