...三叉路を左に曲がると、銀行があります...
...駅前の三叉路で合流しましょう...
...三叉路が交差点になる場合もあります...
...この町は三叉路が多くて迷うことがあるんです...
...三叉路には交通量の多い道路が多いので、注意が必要です...
...神将は手に三叉(みつまた)の戟(ほこ)を持つてゐましたが...
芥川龍之介 「杜子春」
...後も見ないで三叉路の方へ走った...
田中貢太郎 「白い花赤い茎」
...三叉路の処には、総領女が弟の逃げて来るのを待っていた...
田中貢太郎 「白い花赤い茎」
...更に地を震るポセードーン三叉(さんさ)の鋒を手にとりて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...第一段の上には三叉(みつまた)の矛(ほこ)の形が刻まれている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あの三叉(みつまた)の狹い通りは...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...壁の靴摺(くつずれ)の三叉(みつまた)のソケットから電気コンロを二つとってご飯蒸と味噌汁の鍋をかけ...
久生十蘭 「あなたも私も」
...BDM(ドイツ女子青年団)の〈三叉(みつまた)の物干棒〉のバッジをつけてルロンへ口紅を買いに行って...
久生十蘭 「だいこん」
...先刻の三叉のところまで戻ろうと思うのだが...
久生十蘭 「魔都」
...そこの道の端はまた三叉に分れて蜿蜒(えんえん)闇の奥につづいている...
久生十蘭 「魔都」
...私達は暫くその三叉路(さんさろ)のところでぐずぐずしていたが...
堀辰雄 「晩夏」
...塀外から三叉の鉤をつけた長竿が現れ...
牧野信一 「酒盗人」
...この次の停留所の三叉路(さんさろ)のところに文光堂とかいふ看板が出てをりますが……」「ありがたうございました」この婦人は全くこのへんの様子を知らないらしかつた...
宮地嘉六 「老残」
...詞の初に三叉(みつまた)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ネプトゥヌスその威力ある三叉(みつまた)の矛(ほこ)をもてトロヤの城壁と基礎とをゆすぶり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そして空井戸の上へ三叉(みつまた)を組め...
吉川英治 「新・水滸伝」
...家の前は広い三叉路で...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...ぼくの家から広い三叉路をへだてた向い側にあった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
便利!手書き漢字入力検索