...丈夫な垣根の一種である...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...「せっかく丈夫な船が出来たにしろ...
海野十三 「地球発狂事件」
...そして丈夫なことにかけては...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...丈夫な手で握って静に右へ廻すと...
妹尾韶夫 「凍るアラベスク」
...君はそんなにはげしい開墾の仕事をしているから厚い長靴と丈夫な着物が入り用になり...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...それは穹窿形(きゅうりゅうけい)の低い狭い丈夫な古い通路門で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「大丈夫なのかな」「どうですか」健三は全くの無知識であった...
夏目漱石 「道草」
...智恵子は細くて丈夫な紐を一本用意して...
野村胡堂 「踊る美人像」
...大丈夫なのがいい」平次の言葉に勢いを得て...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...首を縊つたのは丈夫な細引で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...井戸から引揚げてもつと大丈夫なところに隱したに違ひあるまい...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...高い丈夫な爐(ろ)にかこまれて火が燃えてゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...」武一が念を圧すと、百合子は急に豊かな得意さうな微笑を湛へて、「それがね、大丈夫なのよ...
牧野信一 「南風譜」
...図抜けてお丈夫なお児さんに違いありませんね...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...健之助は丈夫な児でまことに可愛うございます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それでなくてさえ御丈夫なお体でもないのでしょうに...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...自分で持ってるより大丈夫なくらいです」たんば老人は半インチほどに切った巻タバコの一つを取り...
山本周五郎 「季節のない街」
...生木(なまき)の皮で作った丈夫な綱をブラ下げまして...
夢野久作 「キチガイ地獄」
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