...大丈夫なら見ていましょう」といった...
石川欣一 「山を思う」
...四百人もの丈夫な兵隊や水兵のなかに...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「グーセフ」
...骨上げの老婆は「頭の丈夫なお方でしたな...
豊島与志雄 「十一谷義三郎を語る」
...および丈夫な長靴(ながぐつ)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...三本縒(よ)り合せた丈夫な縄へ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...丈夫な真田紐に違いない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...氣の持ちやうでは丈夫な身體になれると申しますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私はもう大丈夫なんで――」そう言って起上ったのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一本の丈夫な麻繩を見付けました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私の指図にしたがい、一番丈夫な布を、十三枚重ねて縫い合わせました...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...まだけっして着ずれのしていない丈夫な裏をつけた新調の外套にほかならなかった...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...なお下りて筋骨の丈夫なる者は腕押し...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...かれこれ百匹ぐらゐは居るかね……」「そんなに? ……でも大丈夫なんですか」「…………?」「化かしやしませんか」「はははツ……××××××」最後の言葉は私によく聞きとれなかつた...
堀辰雄 「馬車を待つ間」
...今来ましたよというその声を聞いた時にはなんともいえぬ心丈夫な気がした...
宮城道雄 「耳の日記」
...(中止)何て重いお父さん! しんが非常に御丈夫なのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...シーツおいりになるのでしょう? 何とかいい丈夫なのがあればいいのにね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...背から腰にかけては丈夫な科(しな)の皮を総々(ふさふさ)と用います...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...そう丈夫な体でもないし...
吉川英治 「三国志」
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