...両側は丈夫な竹で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...あまり丈夫な体質でもないようだからね...
太宰治 「惜別」
...顏に薄黒い斑點がある丈けで丈夫な五十歳位の男の人であつた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...もっと丈夫な人においては病気だったかもしれない)――それを回復した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...これから熱が出ず食慾が増してゆけばもう大丈夫なんです...
豊島与志雄 「生あらば」
...他の身体の割合に足が比較的丈夫なということは...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...奥さんはもともと身体の丈夫な人でないのに...
中谷宇吉郎 「湯川秀樹さんのこと」
...君はどうせ行くまい」「廃(よ)すです」「藤尾さん一人で大森へ行く事は大丈夫ないね...
夏目漱石 「虞美人草」
...「大丈夫なのかな」「どうですか」健三は全くの無知識であった...
夏目漱石 「道草」
...反對の端の方には三尺ほどの丈夫な眞田紐(さなだひも)が確かと結へてあつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...子澤山と見えて恐ろしく丈夫な物干竿が三本...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その手に搜り出された鐵の丈夫な鍵が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...丈夫な紐(ひも)がブラ下がつて」「わかつたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...丈夫な蚊だ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...丈夫な三椏紙(みつまたがみ)で...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...これまた地質のよい丈夫なもので...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...つい丈夫な身に扱われて折々閉口しています...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...背から腰にかけては丈夫な科(しな)の皮を総々(ふさふさ)と用います...
柳宗悦 「手仕事の日本」
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