...九 僕の体(からだ)は元来甚だ丈夫ならざれども...
芥川龍之介 「病中雑記」
...丈夫な牙(きば)を持った犬は意気地(いくじ)のない猿を莫迦(ばか)にする...
芥川龍之介 「桃太郎」
...どの軍艦も持っている丈夫な麻綱でありました...
海野十三 「怪塔王」
...丈夫な長い縄を探し出して来た...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...「身体でも丈夫なら...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...君はそんなにはげしい開墾の仕事をしているから厚い長靴と丈夫な着物が入り用になり...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...すっかり大丈夫なの」彼女はそう云ってる間中(あいだじゅう)...
コナンドイル Conan Doyle 三上於莵吉訳 「黄色な顔」
...頬(ほお)の赤い、歯の白い、丈夫な腕をした、たくましい娘だったが、顔だちは整っていなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...前途のことだけにいささか心丈夫なものがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...反對の端の方には三尺ほどの丈夫な眞田紐(さなだひも)が確かと結へてあつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...丈夫な繩でもあれば...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...身體の丈夫な甥(をひ)の善介ではない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「首を縊つて死んだことに間違ひは無いやうだな、指ヶ谷町の親分」「梅の木から、俺がおろしてやつたんだから、間違ひは無いよ、尤も、死骸の首には、女の扱帶(しごき)を卷いて居たが、今見ると無くなつて居るやうだ、首を縊つたのはその扱帶ぢやなくて、丈夫な細引だ、細引の上から、艶めかしい縮緬(ちりめん)の扱帶を卷いて居たのは、何んの禁呪(まじなひ)かな」指ヶ谷町の喜七の言葉には、解き難い謎があります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私は一番丈夫な太い綱を...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...大丈夫な男である――と信用されるのが習慣であるが...
牧野信一 「女優」
...今太郎君は厚い丈夫な潜水服を着て...
宮原晃一郎 「動く海底」
...生漉(きずき)の丈夫な紙であり信頼のおける品でありまして...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...ジョージがこっちの内幕をばらしせえしなけあ大丈夫なんだが...
夢野久作 「暗黒公使」
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