例文・使い方一覧でみる「七つ八つ」の意味
スポンサーリンク...弱々しい星影が七つ八つ... 
石川啄木 「鳥影」
...弱々しい星影が七つ八つ...
石川啄木 「鳥影」
...七つ八つの提燈をたよりに來りしが...
大町桂月 「箱根神社祈願の記」
...その周囲に七つ八つの椎茸を描いたもので...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...七つ八つの私は、それを見て涙を流したのであるが、しかし、それは泣き叫ぶ子供に同情したからではなかった...
太宰治 「父」
...私とは七つ八つくらいも年が違っていたかも知れませんから...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...七つ八つの男の児に取っては...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...七つ八つの坊ちゃんかなんどの様に叱った...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...「やれやれ！ やっつけろ！」いま開け放しておいた襖（ふすま）から七つ八つの...
中里介山 「大菩薩峠」
...さらわれるのは大概七つ八つから十二三の子だからどんな場所に売られたにしても...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...命が七つ八つあってもお由良は免（のが）れようはねエ」「そのほかに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...うまいと褒められて今宵も一廻りと生意氣は七つ八つよりつのりて...
樋口一葉 「たけくらべ」
...うまいと褒（ほ）められて今宵（こよひ）も一廻（まわ）りと生意氣（なまいき）は七つ八つよりつのりて...
樋口一葉 「たけくらべ」
...七つ八つの時分からはどうしても無邪氣に父にも母にも馴染み得なかつた...
正宗白鳥 「母と子」
...向（む）こう岸（ぎし）の暗（くら）いどてにも火が七つ八つうごいていました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...七つ八つ九つと卵を生みます）に日向ぼっこしていろいろ台所を直すことや...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私などの七つ八つ頃には...
柳田国男 「故郷七十年」
...」は底本では「である」］私達の七つ八つの頃は立ち覆ふ大木に遮（さへぎ）られて小貝川の堤が見えなかつた...
横瀬夜雨 「筑波ねのほとり」
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