...「別れの時」の感情はあらゆる眞正の進歩と革命とに缺く可らざる主觀的反映の一面である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...芸術の一面ではあろうと思いますが...
上村松園 「無表情の表情」
...それで自他共に助かるのである(これが私の覚悟の一面である)...
種田山頭火 「其中日記」
...これも現代相の一面である...
種田山頭火 「其中日記」
...これもまた真理の一面である...
田山録弥 「雨の日に」
...しかしそこから見えるのは東の一面で...
田山花袋 「日光」
...芸術家の描こうとするものはもっと複雑な「ある物」の一面であって草木山河はこれを表わす言葉である...
寺田寅彦 「科学者と芸術家」
...生活が本能的に持っている一面である...
豊島与志雄 「自由主義私見」
...信実に生(いき)ていた一面で...
長谷川時雨、三上於菟吉 「旧聞日本橋」
...一面では必ず御奉行様のお力をはッきりと示して居るではございませんか...
浜尾四郎 「殺された天一坊」
...シャマシュはマルヅックの神性の一面であるから...
穂積陳重 「法窓夜話」
...然しその一面ではまた僅か數行...
槇本楠郎 「プロレタリア童謠の活用に關する覺書」
...作者は一面では現実逃避して「古き小画」に没頭したのであったが...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第二巻)」
...また一面では陛下へ絶対にお知らせしないことで陛下が御仏の咎(とが)をお受けになりはせぬかと御煩悶をあそばしたようでございました」命婦はこう答えていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...是がわたくしの敢て試みた叙法の一面である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...人間は本来一面では社会的な連帯性と協同性を持っているから...
矢部貞治 「政治学入門」
...一面では絶えず「防ぎ難い或る事態」の到来を...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...秦漢の篆隷(てんれい)に還(かへ)らうとする運動を繰り返したのが中国書道史のたしかな一面であることを...
吉野秀雄 「秋艸道人の書について」
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