...彼は多くの群像の中で一際目立っていた...
...和蘭辞典は、江戸時代に開かれたオランダ商館の一際重要な書物であった...
...一際(ひときわ)目立つ大きなガラス箱があった...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...一際(ひときわ)大きな句碑の前までたどりつくと...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...それが一際(ひときわ)私のオフィス勤めを味気(あじき)ないものにしたのだった...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...一際はなやかに明るさを増すが如く...
太宰治 「右大臣実朝」
...その中でもさっきまであの三人の拝んでいた墓は一際群を抜いて大きく立派に峙(そばだ)っていた...
橘外男 「逗子物語」
...さぞお喜びでございましょう」と一際丁寧に...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...一際蓊鬱(こんもり)した木陰...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...一際(ひときわ)...
田中英光 「オリンポスの果実」
...或は鼻筋の上の一際濃い白粉のせいで...
豊島与志雄 「小説中の女」
...八畳の間は一際がらりとしたように思われた...
永井荷風 「春雨の夜」
...ナポリの都はヴェズウブ火山の烟(けむり)あるがために一際(ひときわ)旅するものの心に記憶されるのではないか...
永井荷風 「日和下駄」
...この坑夫だけが一際(ひときわ)目立って見えるようになった...
夏目漱石 「坑夫」
...容貌は立並んで一際(ひときわ)美事(みごと)であったため...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...一際もの凄い青光を放つ火花(ひばな)を鏤(ちりば)めて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...野の明るさの中では一際(ひときわ)まばゆいような眼鼻立(めはなだち)を見せていて...
室生犀星 「姫たちばな」
...小雀の囀(さえず)るような娘達の声が一際喧(やかま)しくなる...
森鴎外 「雁」
...今一際鋭(と)き音(ね)を高く立てよ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...一際異様に引き立てていて...
夢野久作 「暗黒公使」
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