...勇ましい一隊の兵卒のように...
芥川龍之介 「三つの宝」
...一隊のカモも同時に飛び立って...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...畠山六郎の家へ一隊の人馬(じんば)が押し寄せた...
田中貢太郎 「頼朝の最後」
...さうなるととめどもないげらげら笑ひが浪のやうにしばらくは一隊を支配した...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...一隊なして陣營のかたへに敵を待ちうけつ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...雪崩(なだれ)入る一隊の警官...
野村胡堂 「青い眼鏡」
...下士官に引率された兵士の一隊が悲壮な歌をうたいながら...
原民喜 「壊滅の序曲」
...鉄兜をつけた一隊の兵士が行進し...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...青草の豊かな地に新しい居住地を見出すために勢ぞろひをした一隊である...
牧野信一 「駆ける朝」
...資本家(しほんか)と利権屋(りけんや)の一隊(たい)のあげる歓呼(くわんこ)の声(こゑ)を...
槇村浩 「生ける銃架」
...スモーランドのカラスの一隊(たい)にさらわれた...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...同じく警視庁飯村刑事課長の一隊は...
夢野久作 「暗黒公使」
...たそがれ高ノ師直や仁木義勝らの一隊が...
吉川英治 「私本太平記」
...鐘巻一火(かねまきいっか)が門下(もんか)の壮士(そうし)一隊(たい)をしたがえてそこへ飛んできたほうが一足(ひとあし)ばかり早かったのである...
吉川英治 「神州天馬侠」
...殿軍(しんがり)の一隊は...
吉川英治 「新書太閤記」
...東風(こち)吹(ふ)く一隊(いったい)一月の半ばであったが...
吉川英治 「新書太閤記」
...また一隊の泊兵は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...三十人四十人と一隊になって...
吉川英治 「源頼朝」
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