...其一隊は手に手に山秦皮樹(やまとねりこ)の枝を持つてゐる...
ウィリアム・バトラー・イエーツ William Butler Yeats 芥川龍之介訳 「「ケルトの薄明」より」
...他の一隊は、地に匍(は)い局舎を掩護物(えんごぶつ)にして、ジリジリと、こっちを向いて進撃してきた...
海野十三 「空襲葬送曲」
...二百名より成るドイツ将校下士官兵の一隊は...
海野十三 「独本土上陸作戦」
...提灯をかざしたその一隊は...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...その上空に追い迫った一隊の爆撃機が急速なダイヴィングで礫(つぶて)のごとく落下して来て...
寺田寅彦 「烏瓜の花と蛾」
...銀モールをつけた近衛騎兵の一隊に取り巻かれた王の馬車が...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その一隊の幻が消えうせるのをながめていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この一隊は、測量をそっちのけにして、勢いこんで浜辺を進みました...
中里介山 「大菩薩峠」
...石探しの一隊が組織されました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その一隊が手に手に武器を携えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...「御用ツ」「神妙にせい」一隊の人數が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この深夜に移動する一隊に就(つ)いてはお互いに疑惑の目を凝らすのである...
本庄陸男 「石狩川」
...徐晃は、一隊をひいて、駈け戻って行ったが、間もなく、敵の呂蒙(りょもう)、凌統(りょうとう)の兵を蹴ちらして、重囲の中から張遼を助け出して帰ってきた...
吉川英治 「三国志」
...楠木正季の一隊が...
吉川英治 「私本太平記」
...弓之衆(ゆみのしゅう)の一隊ではあるが...
吉川英治 「新書太閤記」
...東風(こち)吹(ふ)く一隊(いったい)一月の半ばであったが...
吉川英治 「新書太閤記」
...その中に、弁次郎幸村も、一隊をひきいて、鳥居勢の旗本へ、挑(いど)みかかっていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...祝彪(しゅくひょう)の一隊は...
吉川英治 「新・水滸伝」
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