...其時に通りがかりの盗人の一隊が...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...一隊の健兒は、春の曉の鐘の樣な冴え/″\した聲を張り上げて歌ひつゞけ乍ら、勇ましい歩調(あしどり)で、先づ廣い控處の中央に大きい圓を描いた...
石川啄木 「雲は天才である」
...この一隊もまたかけぬけていった...
海野十三 「怪星ガン」
...おまわりさんの一隊といっしょに...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...西比利亜(シベリア)出征の田中中佐の一隊は...
田中貢太郎 「母親に憑る霊」
...ケンプト旅団の一隊第九十五連隊が...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一隊の群集だとも思われた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...婢ノ楼ニ在ツテ客ヲ邀フルヤ各十人ヲ以テ一隊ヲ作リ...
永井荷風 「申訳」
...別に一隊を率いて東方に向かい因※(いんう)将軍を迎えてさんざんにこれを破った...
中島敦 「李陵」
...町の彌次馬を加へてざつと六七十人の一隊は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ナンガサクまで行く一隊があったので...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...一隊を道長に宰領させて鉄砲隊をつけ...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...第三章候補(コーカス)競爭(レース)と長話(ながばなし)岸(きし)の上(うへ)に集(あつ)まつた一隊(たい)は...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...まったく一隊の先頭に丈ゆたかに威風堂々たる大将が歩むのを見れば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一隊の兵と数旒(りゅう)の旗が...
吉川英治 「三国志」
...扈従(こじゅう)一隊を引き連れたのみで...
吉川英治 「三国志」
...吉良邸の搦手(からめて)――裏門口へかかった二十四名の一隊は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...やはりシベリヤをめざしてモスクヴァ街道からやって来た別の一隊と落ち合った...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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