...一足遅れて御墓所のほうへ参ろうといたしますと...
大阪圭吉 「幽霊妻」
...一足遅れて着いた金五郎は...
火野葦平 「花と龍」
...そこへ私より一足遅れて権八が一人の仲間に伴(つ)れられて頭を手拭(てぬぐひ)で繃帯(はうたい)しながら帰つて来た...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...一足遅れて帰ってみた...
森鴎外 「安井夫人」
...一足遅れて来た七五郎...
山中貞雄 「森の石松」
...「春日重蔵殿ではないか」「鐘巻自斎氏(うじ)でござりましたか」そこへ一足遅れてきたのは千浪であった...
吉川英治 「剣難女難」
...ところへ、一足遅れて、喘(あえ)ぎ喘ぎ追いついて来たのは千浪と重蔵であった...
吉川英治 「剣難女難」
...先触れしたおや屋から一足遅れて...
吉川英治 「新書太閤記」
...十郎左衛門より一足遅れてここへ来た壬生(みぶ)の源左老人が...
吉川英治 「宮本武蔵」
...武蔵は、一足遅れて、そこへ登って来た...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索