...もう一肩車を買う必要があります...
...彼は一肩上手なミュージシャンだ...
...一肩になってこの問題を解決しよう...
...彼は一肩上の人材だったが、辞めてしまった...
...彼女は一肩上のファッション感覚を持っている...
...河童の一肩、聳(そび)えつつ、「芸人でしゅか、士農工商の道を外れた、ろくでなしめら...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...一肩を高く抽(ぬ)き...
宇野浩二 「それからそれ」
...第一肩身も狭いし...
徳田秋声 「爛」
...一肩ぬいで見ちゃア」座に着きし初めより始終黙然(もくねん)として不快の色はおおう所なきまで眉宇(びう)にあらわれし武男...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...もう一肩(ひとかた)貸してくんねえ」「合点(がってん)だ」「ああもし...
中里介山 「大菩薩峠」
...一肩(いっけん)の画嚢(がのう)をひっさげて...
中里介山 「大菩薩峠」
...一肩の釣台でした...
中里介山 「大菩薩峠」
...恥を忍んで泣付いて行ったら、随分一肩入れて、原稿を何処かの本屋へ嫁(かたづ)けて、若干(なにがし)かに仕て呉れる人が無いとは限らぬ...
二葉亭四迷 「平凡」
...その見物の中には、向う正面の、例のつんぼ桟敷というのに頑張った、五十左右の立派やかな武芸者と見える人物と、白髪白髯の瓢亭たる老人が、一しんに、舞台に見入っているのが見られたが、これが脇田一松斎と、孤軒老人――雪之丞の技芸(わざ)に、すっかり魂を吸われた男女が、道行きぶりの華やかさに、うっとりと見とれているとき、「今度の、あの者の仕事は、わしどもが力を添えねば、仕遂げえぬかと思いましたが、案外スラスラと――」と、孤軒老人が、「あれも、なかなか人間も出来て来ましたの」「はい、拙者も、何かの折は、一肩入れねばと、思い設けていましたが、さすが、おさない折より老師の御教訓――やはり、ほんとうの修業が出来ておりますと、どんな大事も、一人立ちで仕上げますな...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...貴女さえウンとおっしゃれば一肩脱がない者でも有りませんよ...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...人がわたしの書物に加える非難にも一肩入れる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どうもいつもの男とはやや違う気がいたしまする」「どう違うというか」「第一肩幅...
吉川英治 「江戸三国志」
...いまや将軍の一肩にある...
吉川英治 「三国志」
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