...その外(そと)の一続きの幾間(いくま)かにいる礼拝者の群(むれ)にとっては最も神聖な処の中でも最も神聖な処である...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...この意味で一続きのつながりを持っていなくてはならない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...印象からは一続きには行かない...
戸坂潤 「所謂批評の「科学性」についての考察」
...一続きに連絡している...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...この二つのものは一続きのものには違いない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...批評性にまで一続きな契機を有っていなくてはならぬ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...道は一続きにつづいている...
戸坂潤 「思想としての文学」
...文学主義と文献学主義とへの一続きによって...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...文学主義――文献学主義――教学主義の一続きの病理現象の共通点は...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...一続きになす時はOとPとが離すべからざるものとなる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...明らかに指の痕である鉛色の斑点(はんてん)が一続きに並んでいた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...一続きに粉にしていたのである...
柳田國男 「食料名彙」
...江戸の左右(さう)むかひの亭主登られて 芭蕉こちにもいれどから臼を貸す野坡(やば)方々に十夜(じふや)のうちの鉦(かね)の音(おと)芭蕉という有名な一続きがあるが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...その籾を臼(うす)に入れて脱(だつふ)から精白までを一続きにしていた...
柳田国男 「木綿以前の事」
...外海も内海も一続きのトロ凪(な)ぎであった...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...雨の力で跳ねかかっている地面から一続きの泥が...
夢野久作 「巡査辞職」
...全部一続きの小説みたような物ではないかと思われる...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...私が九州を出て来て以来の出来事は何もかも一続きの悪夢の連続ではないか知らん...
夢野久作 「冥土行進曲」
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