...一続きの部屋へ案内された...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...文化と精神とは(民族も入れていいが)全く一続きの範疇をなしている...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...他の事件と一続きに等質である故を以て認識目的に適うのではなくて...
戸坂潤 「科学論」
...実は一続きのものであることがすぐ判る...
戸坂潤 「技術の哲学」
...この二つのものは一続きのものには違いない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...又一続きでありながら区別されねばならぬ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...併し両者は実は一続きの規定に外ならぬ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...第四章は「商業資本の発生及び発展の時代」(室町時代でありイデオロギーの問題としては鎌倉室町を一続きに論じている)...
戸坂潤 「読書法」
...一続きになす時はOとPとが離すべからざるものとなる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...同じ風の名が今もほぼ一続きに行われ...
柳田国男 「海上の道」
...隣さかしき町におり居る二の尼に近衛の花の盛り聞く蝶はむぐらにとばかり鼻かむといふ一続きがあるが...
柳田國男 「信濃桜の話」
...江戸の左右(さう)むかひの亭主登られて 芭蕉こちにもいれどから臼を貸す野坡(やば)方々に十夜(じふや)のうちの鉦(かね)の音(おと)芭蕉という有名な一続きがあるが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...その籾を臼(うす)に入れて脱(だつふ)から精白までを一続きにしていた...
柳田国男 「木綿以前の事」
...いわば一続きの大長根である...
柳田国男 「雪国の春」
...その前後とても一続きの平らな叙述ではないのである...
柳田国男 「雪国の春」
...鼻の下から頤(あご)まで一続きにノッペラボーになっているのです...
夢野久作 「オシャベリ姫」
...髪毛や着物と一続きの影絵になっていて...
夢野久作 「暗黒公使」
...私が九州を出て来て以来の出来事は何もかも一続きの悪夢の連続ではないか知らん...
夢野久作 「冥土行進曲」
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