...斗酒百篇の中から一篇詩を選んで読み上げた...
...小説の一篇目を読んでみた...
...漢詩集の一篇目は有名な詩人の作品だ...
...彼女の日記の一篇目は感動的な内容だった...
...この試験で一篇目の問題が出題された...
...この一篇は作者が新聞小説としての最初の試作なりき...
石川啄木 「鳥影」
...そこで此「娘」の一篇は結ばれてある...
今井邦子 「水野仙子さんの思ひ出」
...故に一篇の詩に対する解釈は人各或は見を異にすべく...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...一人が一篇の詩を推せば...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「詩とマイクロホン」
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大江鉄麿 「懐」
...六月十日に一篇の建白書を提出した...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...この「狂言の神」という一篇の小説に仕上るしくみになっていたのに...
太宰治 「狂言の神」
...左に「地球圖」と題する一篇の小品を默示するのみ...
太宰治 「「地球圖」序」
...一篇の構成がひどく弛んでいる...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...わたくしは年々秋風秋雨に襲われた後(のち)の庭を見るたびたび紅楼夢(こうろうむ)の中にある秋窓風雨夕(しゅうそうふううのゆうべ)と題された一篇の古詩を思起す...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...明治二十七八年頃江見水蔭子(えみすゐいんし)がこの地の娼婦(しやうふ)を材料として描(ゑが)いた小説「泥水清水(どろみづしみつ)」の一篇は当時硯友社(けんいうしや)の文壇に傑作として批評されたものであつたが...
永井荷風 「水 附渡船」
...同書に載せられた春の墨堤(ぼくてい)という一篇を見るに...
永井荷風 「向嶋」
...三そもそも小説家のおのれが身の上にかかはる事どもそのままに書綴(かきつづ)りて一篇の物語となすこと西洋にては十九世紀の始(はじめ)つ方(かた)より漸(ようや)く世に行はれ...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...左の一篇は、去る一三日、東京芝区三田二丁目慶応義塾邸内演説館において、福沢先生が同塾学生に向て演説の筆記なり...
福沢諭吉 「成学即身実業の説、学生諸氏に告ぐ」
...一篇々々としてはいくら物足らぬところがあつてもいい...
堀辰雄 「「鎭魂曲」」
...「乳房」一篇のはじめから終りまで流れとおしている感情の緊張も...
宮本百合子 「解説(『風知草』)」
...試みに自分は『義経記』と称する一篇の物語を...
柳田国男 「雪国の春」
...船島の一篇を書いているが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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