...斗酒百篇の中から一篇詩を選んで読み上げた...
...小説の一篇目を読んでみた...
...漢詩集の一篇目は有名な詩人の作品だ...
...彼女の日記の一篇目は感動的な内容だった...
...この試験で一篇目の問題が出題された...
...同第二十一篇はこの研究の続篇で...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...第二十一篇(発表は翌年)...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...先生はかくかくの趣意(しゅい)にて一篇の文を草(そう)したるが...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...この一篇は、後篇『解脱葛城の神』を俟つて、初めて完成するものなのですが、『解脱葛城の神』は未だ腹案としてのみ殘つて居ります...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...妾(わらわ)も今の童舞に刺激されてひとさし舞おうと言ってついに舞を舞うというのが一篇の趣向であります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...一篇の傑作を書け...
太宰治 「風の便り」
...更に一篇の醜作を附加し得た...
太宰治 「乞食学生」
...『置土産』の中の一篇...
田山録弥 「西鶴小論」
...この一篇で、幽閉された女中等が泣いたり読経(どきょう)したりする中に小唄を歌うのや化物(ばけもの)のまねをして人をおどすのがあったりするのも面白い...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...第一篇は「哲学史の方法論」であり...
戸坂潤 「読書法」
...その一篇は勿論(もちろん)すぐ分った...
中谷宇吉郎 「「茶碗の湯」のことなど」
...もっと大きく云えばこの一篇の「坑夫」そのものがやはりそうである...
夏目漱石 「坑夫」
...さよう一篇一章一巻となると私も少し困却致します...
夏目漱石 「創作家の態度」
...さうしてこの一篇『松風』ぐらゐ詩劇として情景の点で成功してゐるものは...
野口米次郎 「能楽論」
...つまり郵便局長のいわゆるそんじょそこいらの小説家はだしのとても面白い一篇の叙事詩というやつを聞かせて貰いたいとせがんだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...恨むらくは彼は一篇の文章だも純粋の美文として見るべき者を作らざりき...
正岡子規 「俳人蕪村」
...さうして此の破綻が一篇の小説を前半と後半と別々の物にしてしまつて...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...今のような心でこの詩の一篇を記憶に甦らすと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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