...斗酒百篇の中から一篇詩を選んで読み上げた...
...小説の一篇目を読んでみた...
...漢詩集の一篇目は有名な詩人の作品だ...
...彼女の日記の一篇目は感動的な内容だった...
...この試験で一篇目の問題が出題された...
...試みに誰でもそれ等の中の一篇――たとへば「天馳使の歌」を読んで見るが好い...
芥川龍之介 「人及び芸術家としての薄田泣菫氏」
...すべてが一篇(ぺん)のお伽噺(とぎばなし)のように見(み)えて...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...と其「女醫の話」の創作一篇は筆を止められてゐるが自分たち...
今井邦子 「水野仙子さんの思ひ出」
...私はシルレルの物語詩を一篇...
太宰治 「心の王者」
...兎に角一篇の序文であるが...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...殘して一篇としたことを...
内藤湖南 「支那目録學」
...たとへ一篇の詩も書けずにゐても...
萩原朔太郎 「詩に告別した室生犀星君へ」
...この辺の呼吸なんざア巧まずして一篇の諷刺小説になっている...
久生十蘭 「魔都」
...プラトンの対話の一篇に“Gorgias”がある...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「群集の人」
...何かしらん一篇の長篇小説を讀んだやうな後味が殘る...
堀辰雄 「「文藝林泉」讀後」
...この集中の「感想小品集」のなかにも「惡文」といふ一篇がある...
堀辰雄 「「文藝林泉」讀後」
...私はこの一篇を書き終るとともに全く新しい性格の人として見出されるであろう...
三木清 「語られざる哲学」
...これが一篇の物語の筋である...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...今のところ日本で一篇しかない評伝なのである...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...終身一篇の沒却理想なる戲曲をも作り得ざりしもの多きなるべし...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...此等(これら)の人物の事蹟の上に多少の光明を投射する一篇の文章に...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...一篇を成すほどな「物語」をみなその「時代」と結んでいる...
吉川英治 「随筆 新平家」
...(註)第一篇、第五章(これは誤りである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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