...「一着の服を買いに行く...
...「彼は競馬で一着になった...
...「パーティーで一着を着ていった...
...「冬には一着のコートは必需品だ...
...「スーツを着た男性には一着のコートが似合う...
...この新鋭の元気で一足飛びに欧米の新文明を極東日本の蓬莱仙洲に出現しようと計画したその第一着手に...
内田魯庵 「四十年前」
...洋服は一着もなかった代りに...
海野十三 「人間灰」
...例の談判にやって来た時の上等な広幅羅紗の一着を着ていたが...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...又一着塲(ちゃくじょう)せり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...地方官と結托して堤防を脆弱ならしめたるを第一着とし...
田中正造 「非常歎願書」
...彼等は雨が降らうが何が降らうが第一着物がすつかり防水の用意が出來てゐるので雨天には雨天の身裝をして晴天と同じやうに一日も缺かさず運動をする...
近松秋江 「箱根の山々」
...一着或は二着かを...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...二の一着物(きもの)でも着換(きか)へて...
夏目漱石 「それから」
...「一着は広瀬少佐の率いる戦艦朝日の組じゃった」「のちの軍神?」「そうじゃ...
野村胡堂 「胡堂百話」
...この詰襟服一着を...
野村胡堂 「胡堂百話」
...洋服が一着あるのだけれど...
長谷川時雨 「遠藤(岩野)清子」
...食堂へ行きます」広大もない衣装戸棚に一着だけ吊ってある一帳羅のカクテル・ドレスに着かえると...
久生十蘭 「あなたも私も」
...あなたには是が非でも新しいのを一着つくらせていただきますよ...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...それはそれは美しい洋服を一着づゝ...
村山籌子 「お猫さん」
...麻(あさ)のズボンが一着あるだけであった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...よんどころなく一般壮丁とならんで褌を一着に及び検査をうけたことはいつか書いたことがあった...
森於菟 「放心教授」
...その計劃の第一着手として...
夢野久作 「夫人探索」
...(四)箪笥の上の抽出(ひきだし)からは保雄の褻(け)にも晴(はれ)にも一着しか無い脊広が引出された...
與謝野寛 「執達吏」
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