...「一着の服を買いに行く...
...「彼は競馬で一着になった...
...「パーティーで一着を着ていった...
...「冬には一着のコートは必需品だ...
...「スーツを着た男性には一着のコートが似合う...
...予(かね)て一着分用意してあった古洋服を下して着換えた...
海野十三 「深夜の市長」
...まず第一着手に不信任案が全院の三分の二の多数意見として議場に上り...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...正造は進歩党党報員として出席して「正直な青年及び院外の者で合同の第一着をつけよ」と説いた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...又一着塲(ちゃくじょう)せり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...いかさま堂々とした「能なし(ノウバディ)」がお仕着せのモウニングを一着におよび...
谷譲次 「踊る地平線」
...けだし欧州の歴史において常備軍の制度の創始したるは実にかの富が兵に向かって一着の勝を占めたるものなりといわざるべからず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...マラソンで一着となった孫君の成績を以て...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...第一着に行かないことだ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...まずその一着として逃亡ちて見るんである...
夏目漱石 「坑夫」
...だからまず第一着(だいいっちゃく)にあした六時に起きて……」「御昼に饂飩(うどん)を食ってか」「阿蘇(あそ)の噴火口を観(み)て……」「癇癪(かんしゃく)を起して飛び込まないように要心(ようじん)をしてか」「もっとも崇高なる天地間の活力現象に対して...
夏目漱石 「二百十日」
...第一着に心頭に浮ぶものは...
福沢諭吉 「日本男子論」
...それはそれは美しい洋服を一着づゝ...
村山籌子 「お猫さん」
...その新政の第一着手として...
穂積陳重 「法窓夜話」
...だって夜会服は本当に一着しか持っていないし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...何もないところから一着のズボンをつくり出すポーランド人の手品ということわざがありますが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いろんなリボンがついてるが黒いのは男のだろうと思ってそれを買ってかねて用意の海水着と共に一着し意気揚々と海岸に出た...
森於菟 「放心教授」
...円本をやるとすればどこに第一着に手をつくべきかを協議したところ...
山本実彦 「十五年」
...肚っ肚っ!」襦袢(じゅばん)一着に...
吉川英治 「宮本武蔵」
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