...そして一か所、作物の殻を焼く煙が重く立ち昇り、ここかしこには暗い影になって一人二人の農夫がまだ働き続けていた...
有島武郎 「親子」
...どうもこれまで一か所(しょ)に長くいられなかったが...
伊藤左千夫 「箸」
...一か所もあき地のないように店をたてならべることになった...
海野十三 「一坪館」
...でききらない所が一か所あります」とお答えになりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...でき過ぎた所が一か所ある...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...その一か所京都に近い宇治(うじ)は...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...発見されるような美は一か所も持っておらなかった...
田山花袋 「少女病」
...日あたりのよい生垣(いけがき)の一か所に蕾(つぼみ)をつけた山吹(やまぶき)がむらがり...
壺井栄 「二十四の瞳」
...一面におり立った群れの中に一か所だけ円形な空地があるのはどういうわけかと思って考えてみた...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...すなわち一か所につき八十人あてということになる...
寺田寅彦 「からすうりの花と蛾」
...それがもどるのを防ぐために通してある銅線が一か所切れてネジが抜けていることを発見した...
寺田寅彦 「災難雑考」
...創(きず)は下腹部に一か所...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...一か所、父の家のすぐそばを通り過ぎなければならなかった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...一か所も間違えずに練習をしてしまわないうちは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...たんに一か所だけであったと記憶する...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...やがて一か所か二か所...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...一か所にかたまっていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...浅草の方角に一か所...
和辻哲郎 「地異印象記」
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