...一々調べて見ろ!」そこへ...
海野十三 「空襲葬送曲」
...一々肯いていたが...
海野十三 「地獄の使者」
...それを一々記憶している訳には行かぬが...
大隈重信 「我輩は何故いつまでもすべてに於て衰えぬか」
...一々誰が指図するでなく自ずと心持から整って...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...一々尻ぬぐひをしてやるのもふしぎであつた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...其他いろんなこと――自分にだって一々分るものか――何やかやがつけ加わってはいたろうけれど――要するにそれは私にとって...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...勿論かういふことは、一々の短歌作品、一々の俳句作品に就いてそつくりそのまま当箝まることではないけれども、夫々の様式を規範的に観た場合そのやうに言ふことは先づ間違ひない...
中原中也 「新短歌に就いて」
...それも一々丹念に調べて...
中谷宇吉郎 「「もく星」号の謎」
...一々(いち/\)少(すく)なからぬ興味(きようみ)を有(も)つてそれを聞(き)いて行(い)つた...
夏目漱石 「門」
...◎龍馬の歌もボツ/\ありましたが一々おぼえては居りませぬ...
楢崎龍、川田雪山 「千里駒後日譚」
...「一々御尤も、そう言われると面目次第も御座らぬが、拙者にとっては八幡城を遁(のが)れて、山に入るのがせめても反逆で御座る――強力に存分に、思うところを押し進むる父上に、私風情が逆(さから)うことなど思いも寄らない」頼門にとって、それはまことに本音でした...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...器を一々取りかへるのも反って面倒...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一々恐縮して引き下る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...お芳は一々紙片にことわりの文言を書いてやつた...
水野仙子 「四十餘日」
...牛肉や舌を買ってもその通り商人(あきうど)に親切気のある者が滅多(めった)にありませんから一々よく検査しないと高い代価を払って悪い品物ばかり押付けられます...
村井弦斎 「食道楽」
...こうすれば人体の毒になるとか薬になるとか一々品物の応用法が解る...
村井弦斎 「食道楽」
...一々その錯迷(さくめい)を破つてゐる...
森鴎外 「妄想」
...積込(つみこ)む石炭を一々検査していると汗と炭粉で菜葉服(なっぱふく)を真黒にした二等機関士(セカンド)のチャプリン髭(ひげ)が...
夢野久作 「難船小僧」
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