...鞦(しりがい)の木の滑子(ローラー)やその他をぶら下げているので...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...長い身体をローラーの様に...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...階段の上にローラースケートを置いておけばよかった...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...捲取機(ローラー)のハンドルを廻し出した...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...最初バルーンを降す時に驚きの余り急いだため捲取機(ローラー)を使用せずに直接手で手繰(たぐ)り降してしまった事です...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...トローラー船の船長にむかい...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...・夜あけの星がこまかい雨をこぼしてゐる・鳴くかよこほろぎ私も眠れない星空の土へ尿する・並木はるかに厄日ちかい風を見せてゐる秋晴れの音たてゝローラーがくる□・二百二十日の山草を刈る□・秋の水ひとすぢの道をくだるすわればまだ咲いてゐるなでしこ・かるかやへかるかやのゆれてゐるながれ掻くより澄むよりそこにしゞみ貝・水草いちめん感じやすい浮標(ウキ)□月がある...
種田山頭火 「行乞記」
...たま/\鏡にうつつた顔! 何と醜い顔! それが私のだつた!新国道はまつすぐにして兵列がくる・草へ脚を投げだせばてふてふ・春ふかい草をふみわけ蛇いちご・たゞ暑くゆきつもどりつローラーのいちにち・うしろは藪でやぶうぐひす・うらから風もひとりですゞしい昨日も今日も行乞相はわるくなかつたが...
種田山頭火 「行乞記」
...・大石小石ごろ/\として春夜露もしつとり春であります・春夜は汽車の遠ざかる音も・もう郵便がくるころの陽が芽ぶく木々・風がほどよく春めいた藪から藪へ・春風のローラーがいつたりきたり・伐り残されて芽ぶく木でたゝへた水へ三月二日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...犬養内閣が成立したとおなじ日に一羽のローラーカナリヤが迷い込んで来たのを捕えて飼っているうち...
寺田寅彦 「ある探偵事件」
...このローラーが全部木製で...
寺田寅彦 「糸車」
...これを道路に敷くのだと見えて蒸気ローラーが向こうに見える...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...九竜(くりゅう)で見たと同じ道普請のローラーで花崗石(みかげいし)のくずをならしている...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...ただローラーで蟻の行列を圧し潰すように...
永井隆 「長崎の鐘」
...亜鈴はローラーと違う...
森本薫 「華々しき一族」
...左手でコントローラーをがちゃんとゼロに切替え...
山本周五郎 「季節のない街」
...コントローラーをセコンドに入れ...
山本周五郎 「季節のない街」
...廻るローラー...
横光利一 「上海」
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