...ローマ字で名前を大きく表示している...
石川欣一 「比島投降記」
...その署名(しよめい)に歐米風(おうべいふう)にローマ字(じ)で名(な)を先(さき)に姓(せい)を後(あと)に書(か)くことにしてゐるが...
伊東忠太 「誤まれる姓名の逆列」
...それで日本式のローマ字に綴って...
海野十三 「獏鸚」
...ローマ字で Matsueda と金文字が...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...じぶんの名がローマ字でK・MIYATAと...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...その足跡がハッキリとローマ字の形になっている...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...へさきには美しいローマ字で「カモメマル」としるしてありました...
江戸川乱歩 「大金塊」
...ちょうどローマ字のTのような形で...
高村光太郎 「山の雪」
...(大正七年五月『ローマ字少年』)...
寺田寅彦 「瀬戸内海の潮と潮流」
...殊にローマ字綴の「太平記」の印刷は...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...「これが、スペンセス――この紙に、書いてある」筒先に、紙切が結びつけてあって、ローマ字で、ツンナールとか、シャスポーとか、ゲーベルとか、いろいろな銃の名が、書いてあった...
直木三十五 「南国太平記」
...先生はローマ字運動の先頭に立たれたようなことはなかったが...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...恐らくローマ字もこれだけにはならなかっただろう...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...直ぐ停車場からローマ字会へ馳け付けるなんてことが始終なんだから実際感心してしまう...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...これほどローマ字で書いてピタリと当てはまる構成を持った言葉があろうか――と博士は仰しゃるのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...ローマ字を国字にしようといふ位の意気ごみを書くのに...
水野葉舟 「言文一致」
...この意見書はどう考へて見てもローマ字で日本の言葉を書かうといふ心になり切つてゐる人の書いたものではなく...
水野葉舟 「言文一致」
...ローマ字綴りのキリシタン書が多数出版されたし...
和辻哲郎 「鎖国」
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