...また大に論理的(ロジカル)なんだ...
芥川龍之介 「片恋」
...サイコロジカルではなしに...
田山録弥 「或新年の小説評」
...その話が一種サイコロジカルな小説でゝもあるやうな気がして...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...もしもわれわれの身辺の現象の時間尺度がわれわれの「生理的時間(フィジオロジカルタイム)」の尺度に対して少しでもちがったら...
寺田寅彦 「映画の世界像」
...距離から見ればいくらも離れていない各地方の間に微気候学的(ミクロクリマトロジカル)な差別の多様性が生じる...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...多少アナロジカルに云えば一種の――全く観念的な――道具又は機械である...
戸坂潤 「技術の哲学」
...云わばインターロジカルなもので...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...アナロジカルな拡張に他ならぬことが一見明らかだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...欽吾さんを留めようと云うんですね」「まあ一面から云えばそうなるさ」「それじゃ欽吾さんより兄さんの方がわがままじゃありませんか」「今度は非常に論理的(ロジカル)に来たね...
夏目漱石 「虞美人草」
...わが輩(はい)のいう思慮(しりょ)とはいわゆる「ロジカル・マインド」で...
新渡戸稲造 「自警録」
...不論理的(イルロジカル)なり...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...あまりに論理的(ロジカル)な概念を敬遠しよう...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...いつもサイコロジカルに滲透してゐた...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...二ヲフィシヲロジカル...
牧野富太郎 「植物記」
...爾後(じご)兎群静かに湖畔に住んで永く象害を免ると(一八七二年版グベルナチス『動物譚原(ゾーロジカル・ミソロジー)』巻二章八)...
南方熊楠 「十二支考」
...グベルナチス『動物譚原(ゾーロジカル・ミソロジー)』二)...
南方熊楠 「十二支考」
...乾闥婆が馬や驢に基づいて作られた神たるはグベルナチス伯の『動物譚原(ゾーロジカル・ミソロジー)』に詳論あり...
南方熊楠 「十二支考」
...案外論理的(ロジカル)に運ばれた...
山村暮鳥 「小川芋銭」
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