...もっともロオタス・ライブラリイという紫色の英訳本で見ると...
芥川龍之介 「仏蘭西文学と僕」
...一九三四年に出版されたロンスデール・ライブラリイのマウンテニヤリングとは比較にはならぬであろうが...
石川欣一 「可愛い山」
...水兵の食堂の棚がライブラリで...
石川欣一 「比島投降記」
...たいしたライブラリーでね...
江戸川乱歩 「探偵小説このごろ」
...君にはまだ自宅(うち)の書庫(ライブラリー)を見せなかつたね...
薄田泣菫 「茶話」
...ニューヨークの「ライブラリー・ジャーナル」第十一巻第四号に出た「書物に対して加うる可らざる暴行」という頗る有益な教誡がある...
辰野隆 「愛書癖」
...英国の空想小説家は何百年間眠り続けた後に目をさました男の体験を描いているうちにその時代のライブラリーの事を述べている...
寺田寅彦 「読書の今昔」
...これら眼前の問題に対していくらかでも知識を得たいと思ってライブラリーを渉猟しても満足な答解を与えてくれるものはまれである...
寺田寅彦 「日常身辺の物理的諸問題」
...ある日丸善(まるぜん)の二階であてもなくエヴリーマンス・ライブラリーをあさっているうちにLucretius: Of the Nature of Things. A Metrical Translation by William Ellery Leonard.というのが目についた...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...同じものがボーンのポピュラー・ライブラリーの中にも出ているそうであるが...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...こういうライブラリーが...
戸坂潤 「読書法」
...鎖の図書館チェーン・ライブラリーなるものがあったのである...
中井正一 「巨像を彫るもの」
...多くシーショア・ライブラリーという十銭本だった...
平林初之輔 「黒岩涙香のこと」
...「誰をも起さないなんて!」とか「書齋椅子(ライブラリイ・ソフア)でおやすみになつて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...俺には単独の寝室と書斎(ライブラリイ)とそして物理の実験室がなくては困るのだ――と呟き...
牧野信一 「喜劇考」
...しかし紐育の協会図書館(ソサイテイ・ライブラリ)講堂に集まつた人は僅か六十人に過ぎませんでした...
牧野信一 「『ユリイカ』挿話」
...それは東洋文庫と文化振興会のライブラリーにありますと教えてくれました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...エヴリーマンス・ライブラリーの内二冊で出ている「引用文と諺の字引」Dictionary of quotations & proverbs. というのの紹介があった...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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