...彼の凶相を見たら、怖くて出会えなかった...
...彼が凶相を見せ始めたので、すぐに部屋から出た...
...凶相をしている人が近くに来ると、人が避けるようになる...
...彼女が凶相を浮かべていたので、何か悪いことがあったのかと聞いた...
...最近、町で凶相を浮かべた男が毎晩現れ、人々を怖がらせていた...
...凶相の家、すなわち光線のとおらない、気流の悪い、厠(かわや)と井戸の接近したような家に夭死する人が続出したり、逆上して変死する者の続出するのは当然で、この中に一人でも脳の加減が悪くて奇異な幻覚を見るものがあると、すぐその家は化け物屋敷になってしまう、云云(うんぬん)...
井上円了 「おばけの正体」
...饑饉疫癘の凶相かと...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...漁師等だけがこの凶相をとつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...それほど危険な凶相(きょうそう)を呈していた...
吉川英治 「上杉謙信」
...しかも上を剋(こく)す凶相(きょうそう)が見えると」「朝山どの」「なんじゃ」「よいお年齢(とし)をして...
吉川英治 「新書太閤記」
...主君をも冒しかねない叛骨(はんこつ)が窺(うかが)われると……非常な凶相(きょうそう)だと申しおりましたそうです」「たれが」「安国寺恵瓊どのが」「そう見れば...
吉川英治 「新書太閤記」
...山城国(やましろのくに)あたりですらすでにそんな凶相(きょうそう)があらわれ出した以上...
吉川英治 「新書太閤記」
...人の忌(い)む凶相の名馬を飼って...
吉川英治 「随筆 新平家」
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