...ユーモアたつぷりである...
種田山頭火 「其中日記」
...そしてユーモアにも富んでゐる...
田山録弥 「自他の融合」
...そうでなかったらユーモアーというものが美学の対象などになりようはない...
寺田寅彦 「漫画と科学」
...ユーモアは今日、その本質を深く掘り下げられねばならぬと共に、それの通用する範囲を広範に統一的に取り上げられなければならない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...このフェヤ・プレーから一種独特なユーモアを生じるのである(私がフト井伏鱒二を連想したのは出鱈目だろうか)...
戸坂潤 「思想としての文学」
...従って優れたユーモア小説の少いことの重大な原因をしているのである...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...ユーモアは徹頭徹尾ユーモアでなくてはならない...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...かなり「ユーモア小説」には必要であって...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...ユーモアというものは...
中谷宇吉郎 「面白味」
...(〈ユーモアクラブ〉昭和十四年八月号発表)...
久生十蘭 「昆虫図」
...穂積純太郎作 ユーモア郵便局二...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ユーモア物は下手...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...凡そそのころの流行風習と正反対のことばかし列挙して今にかう云ふ時代が来ると洒落のめしたユーモア未来記なのであるが...
正岡容 「大正東京錦絵」
...到ってユーモアも男らしい複雑な味もなく一番つまらない...
宮本百合子 「雨の昼」
...人間にうま味もユーモアもついて来るのでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何ほどか香気と奥ゆきと若干の稚気ユーモアと眼はしの速さとがあつてはどうであらう...
三好達治 「銀座街頭」
...そこにはロマンスもなくユーモアもなく...
山本周五郎 「季節のない街」
...又ユーモア時代が欲しいといふやうな氣持から...
吉川英治 「折々の記」
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