...そのモダンを、多少の古典的な空気の中に引きこんできて、それをコナしたものを引き出してくるのではないかと思われます...
上村松園 「靄の彼方」
...昭和初期に流行したモダン住宅という奴で...
高見順 「いやな感じ」
...そんなにたくさん……?」モダン・ボーイめいた男は抗議の口調で...
高見順 「いやな感じ」
......
高見順 「死の淵より」
...かず枝はモダン日本の探偵小説特輯号を買い...
太宰治 「姥捨」
...マスタアは洋行帰りのモダンな紳士であつた...
徳田秋声 「町の踊り場」
...鉄柱の蔭(かげ)で一人一人に薄笑いを浴びせている若いモダンボーイ風のや……...
徳永直 「冬枯れ」
...家業は自分の夫の方が小粋(こいき)で、モダンなんだが、家風がばかに古くって、伯母の家とはてんでおはなしにならない、違いかただった...
長谷川時雨 「流れた唾き」
...モボ〔モダン・ボーイの略〕連が...
平林初之輔 「鉄の規律」
...春日・藤田・清洲・神田・花井で「モダン五人女」をヴァライエティー式にやってみようといふ考を持出す...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...まるでモダン味無く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「モダン日本」の「自伝」のつゞき八九枚書いた...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...JOBKへ上山雅輔作モダン小話の放送である...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ただこの傑作がいかにモダン離れのした純潔な戀愛を主題にしたものであるかは了解されたことと思ひます...
堀辰雄 「「オルジェル伯爵の舞踏會」」
...普通のモダン・ガールだから...
牧野信一 「交遊秘話」
...モダン雑文家でムーランルージュの女優高輪芳子と心中未遂を諷われ...
正岡容 「わが寄席青春録」
...モダンガールにしちゃ...
三好十郎 「好日」
...先月かの『モダン日本』に帝大医学部怪談集と称する標題を掲げた白石実三氏の一文中にある如く学生が忘れたノートを取りに実習室に入って死骸にどなられて逃げ出したとか...
森於菟 「屍体異変」
便利!手書き漢字入力検索