...あてのない私のかなしみを沈ますような太いゆるやかなメロディが...
伊藤野枝 「転機」
...そのメロディーは実に昔の日本の婦人の理想とされた限りなき忍従の徳を賛美する歌を歌っていたようなものかもしれない...
寺田寅彦 「糸車」
...右手のほうでひいているメロディだけを聞くとそれは前から耳慣れた「春の歌」であるが...
寺田寅彦 「春寒」
...「クカラッチャ」のメロディーなんかあやしげにくちずさんで...
豊島与志雄 「潮風」
...メンデルスゾーンやブラームスなどの耳慣れた旋律(メロディー)が聞えてくるにすぎなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「旋律(メロディー)のない近代の安音楽」との軽蔑(けいべつ)的な比較をもち出した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あらゆる旋律(メロディー)の句調に和合し得て...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...最も「旋律的」な旋律(メロディー)を選ばないように用心して...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...熱情的なイタリーの旋律(メロディー)...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...芸術とその媒介人は、それぞれの生きかたによって、すべてのものを勝手気儘に形づくっているのであるが、それは音の世界では、リズム、メロディー、ハーモニーとして現わされ、光の世界では絵画彫刻または、建築の柱や屋根に、生命の調子がいろいろの形式で現わされているのである...
中井正一 「美学入門」
...甘くスイートな気分に充ちてヴァイオリンのようにメロディアスのものである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...メロディアスの美を徹底させるという意味である...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...ありふれたメロディーと...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...再びしずかな夢に誘うようなメロディーにうつって二人の踊りては互の体を支え合いながら云いようない優しさにしずまります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...メロディーもあります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そのメロディーはサヨが重吉と結婚して間もなかった頃...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...次第にメロディがハッキリし...
三好十郎 「その人を知らず」
...しかし濃淡の細やかなそのメロディーは...
和辻哲郎 「偶像崇拝の心理」
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