...英国の力をもってしては...
石原莞爾 「最終戦争論」
...そして手まねでもって...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...佐々刑事が宇宙電話でもって...
海野十三 「火星兵団」
...小林くんと少年たんていだんいん六人がまもっていたのですが...
江戸川乱歩 「かいじん二十めんそう」
...左(ひだり)の方(ほう)の中風患者(ちゅうぶかんじゃ)には始終(しじゅう)匙(さじ)でもって食事(しょくじ)をさせる...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...護身用としてもっていたと考えられる...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...その眼球を顕微鏡でもって調べその網膜に美しい一家団欒(だんらん)の光景が写されているのを見つけて...
太宰治 「雪の夜の話」
...人間に固有なる理想的本質を実現することをもって生の満足と看(み)なし...
田辺元 「メメント モリ」
...すべて由緒ある亡命者をもってハルビンは充満している...
谷譲次 「踊る地平線」
...また徹底的専門主義の門戸に閉じこもって純潔を保つ人もあるだろうし...
寺田寅彦 「相対性原理側面観」
...準備といっても着て行く外に一着の服をもって行くこととそれから帽子を余計に一つもって行くだけのことです...
浜尾四郎 「死者の権利」
...これを齟嚼(そしゃく)するのに反芻(はんすう)作用をもってしたので...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...私は彼の息子でもって彼の気持ちをつかんでやる...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...もって人民のよるべき標的を示す者なかるべからず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...しかし日本人は恐らくこのチョウセンガリヤスを染料として黄色を染めた経験は誰もまだもってはいまい...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その堰に自分の手に鍬をもっているから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...庶民は好感と興味をもって観(み)ている...
吉川英治 「随筆 新平家」
...彼女達も嘗ては球のような新しい身をもって生まれ...
若杉鳥子 「ある遊郭での出来事」
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