例文・使い方一覧でみる「ポカン」の意味
スポンサーリンク...渠はポカンとして眠つて居る佐久間の顔さへ見るも厭になつた... 
石川啄木 「病院の窓」
...ポカンとして眠つて居る佐久間の顏さへ見るも厭になつた...
石川啄木 「病院の窓」
...わざとわたしがポカンとした振りをしていると...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...私はポカンと風呂敷包みをぶらさげて立っていた...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...がんりきがポカンと口をあいて見せたのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...私がポカンと立止って眺めているなにかしらが多くあった...
長谷川時雨 「チンコッきり」
...分かりましたか」明らかにラッセルズのポカンとした顔から見て...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...恰で手に持ツてゐた大事な玉（たま）を井戸（ゐど）の底へ滑（すべ）らし落したやうにポカンとなる...
三島霜川 「平民の娘」
...ポカンとなってしまって...
三好十郎 「清水幾太郎さんへの手紙」
...ポカンとしていたがやがて手斧に眼をやってニヤニヤ笑い出している）……フー...
三好十郎 「廃墟（一幕）」
...「お前……背負うて来たんやないかい」お千代もお米の顔をポカンと見上げていた...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...ポカン博士自身も元来のアタマが良（い）いだけに...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...アンポンタン・ポカンとなるではないか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...超脳髄式の青年名探偵アンポンタン・ポカン博士が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...一様にポカンとした顔をして...
吉川英治 「江戸三国志」
...老大觀の歌ふのを見て、ひそかに、杯中に涙をたれた人もあるさうだが、分らない者は、ポカンとして、大觀が寢仆れたのを、風癲病でも見るやうにクス／＼笑つてゐたといふ...
吉川英治 「折々の記」
...ポカンとあたりを見まわしたのは...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ポカンとした面（つら）をして...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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