...貰ったばかりのボーナス袋から十七円をぬき出して買ったという...
石川欣一 「山を思う」
...今日はわが社でも月給と上半期のボーナスとが出る日だなと思った...
石川欣一 「山を思う」
...週給の二十倍に相当するボーナスを給与する...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...週給の二十倍のボーナスに興奮した大衆は...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...たんまりボーナスをもらって...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...ボーナスは、ほんとうに手渡された...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...大毎から貰ふ月月の手當とボーナスを合せて月割にすると貳百圓になると言ひ...
小穴隆一 「二つの繪」
...盆と暮のボーナスまで待ってもらって払おうと思ってるうちに...
田中貢太郎 「白っぽい洋服」
...近イウチニ部長ニナレルラシイガサラリーヤボーナスハ今ドノクライ貰ッテイルノカ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...前年度のボーナスの推定額迄...
中島敦 「かめれおん日記」
...「ボーナスかい、いやもう、とても費(つか)い切れないほど貰ったよ、少し融通しようか」「あら、早坂さん大変な景気ね」「イヨウ、女史も御一緒か、珍らしい事があるものだネ」二三人の新聞記者に囲まれて、華やかな笑顔を向けたのは、園(その)花枝という同じ大東京新報の婦人記者、筆の立つのと素性のわからないのと、それよりもズバ抜けて美しいので有名な女でした...
野村胡堂 「女記者の役割」
...五時、東宝ビルへ文芸部皆よばれ、ボーナスが出る、役者に出ないのは困る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「俺はボーナスを幾ら貰ふ」とか「扇風機を買はうと思つてゐる」とか...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...この頃はボーナスシーズンよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あっちはボーナス間ぎわだからと大見得切って十円かりていたのよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...儲けとボーナスは重役のオテモリにきまってらあ...
夢野久作 「オンチ」
...さもなくともボーナスの減少と来るから...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...俸給は百円でボーナスは三月分だそうだが...
夢野久作 「少女地獄」
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