例文・使い方一覧でみる「瞋恚」の意味


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...「十悪業」は、殺生、偸盗、邪淫、妄語、兩舌、惡口、綺語、貪欲、瞋恚、邪見から成る...   「十悪業」は、殺生、偸盗、邪淫、妄語、兩舌、惡口、綺語、貪欲、瞋恚、邪見から成るの読み方

...瞋恚と煩悶と嫉妬と爭鬪とで滿たされた生活とこの高遠な普通ではわからない學問にのみ精進してゐる生活と...   瞋恚と煩悶と嫉妬と爭鬪とで滿たされた生活とこの高遠な普通ではわからない學問にのみ精進してゐる生活との読み方
田山花袋 「道綱の母」

...さうしてつらい報酬的な瞋恚に何遍も何遍も燃え上つたればこそその一心の把持といふ言葉が出て來たのだ……...   さうしてつらい報酬的な瞋恚に何遍も何遍も燃え上つたればこそその一心の把持といふ言葉が出て來たのだ……の読み方
田山花袋 「道綱の母」

...かの女は何んなにいろいろな瞋恚や嫉妬や不平や悔恨を捨てゝ來たか知れなかつた...   かの女は何んなにいろいろな瞋恚や嫉妬や不平や悔恨を捨てゝ來たか知れなかつたの読み方
田山花袋 「道綱の母」

...之を瞋恚の言句もて叱り罵る者あらば...   之を瞋恚の言句もて叱り罵る者あらばの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...大千世界を焼き亡ぼすの瞋恚の炎といえども...   大千世界を焼き亡ぼすの瞋恚の炎といえどもの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...瞋恚(しんい)と憎悪のいり交ったるごとき凄じい視線を自分のほうに送っているそれであった...   瞋恚と憎悪のいり交ったるごとき凄じい視線を自分のほうに送っているそれであったの読み方
久生十蘭 「黒い手帳」

...この世のありとあらゆる冷酷と瞋恚がこの顔一つに凍りついたかに見えたのである...   この世のありとあらゆる冷酷と瞋恚がこの顔一つに凍りついたかに見えたのであるの読み方
久生十蘭 「魔都」

...瞋恚の爪を剥いて...   瞋恚の爪を剥いての読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」

...仏経には竜は瞋恚(しんい)熾盛(しじょう)の者といえるごとくいずれの国でも竜猛烈にして常に同士討ちまた他の剛勢なものと闘うとしたので...   仏経には竜は瞋恚熾盛の者といえるごとくいずれの国でも竜猛烈にして常に同士討ちまた他の剛勢なものと闘うとしたのでの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...瞋恚(しんい)常なし...   瞋恚常なしの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...その他蛇を瞋恚(しんい)の標識とせる事多きは...   その他蛇を瞋恚の標識とせる事多きはの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...〈瞋恚(しんい)闘諍間...   〈瞋恚闘諍間の読み方
南方熊楠 「十二支考」

...その蛙は貪慾、蛇は嫉妬、山羊は不貞、獅は瞋恚、孔雀は虚傲、亀は懶惰、豕は大食を表わす(『ノーツ・エンド・キーリス』九輯六巻一三六頁)...   その蛙は貪慾、蛇は嫉妬、山羊は不貞、獅は瞋恚、孔雀は虚傲、亀は懶惰、豕は大食を表わすの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...そういうのは瞋恚(しんい)といって...   そういうのは瞋恚といっての読み方
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」

...瞋恚(しんい)の眼(まなこ)で読み下している人――それは寮の主(あるじ)...   瞋恚の眼で読み下している人――それは寮の主の読み方
吉川英治 「剣難女難」

...紛(まぎ)れもなく怖ろしい瞋恚(しんい)にもえて...   紛れもなく怖ろしい瞋恚にもえての読み方
吉川英治 「剣難女難」

...嫉妬も瞋恚(しんい)もみなその紅蓮となって燃えきってしまうような快さに酔った...   嫉妬も瞋恚もみなその紅蓮となって燃えきってしまうような快さに酔ったの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...そして瞋恚(しんい)の炎(ほむら)に...   そして瞋恚の炎にの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「瞋恚」の読みかた

「瞋恚」の書き方・書き順

いろんなフォントで「瞋恚」


ランダム例文:
遅かれ早かれ   後継として   はきはきした  

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