...三太郎の日記 第二聖フランシスとステンダール(一五一―一八〇) 私は今でもドン・ホアンを此處に用ゐたやうな意味の Classname に用ゐることを...
阿部次郎 「合本三太郎の日記の後に」
...此等の氣の毒な青年の中に交つてドン・ホアンの修養に努める事をよさう...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...ドン・ホアンの對手たるに足る可き女が日本の何處かに――心當りを擧げて見たいけれども...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...俺は三十を越す今日に至るまで未だドン・ホアンの歡喜を經驗した事がない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...その生涯をドン・ホアンに捧げむとするは愚かな...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...ドン・ホアンにとつては...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...さうして基督教の「愛」の世界に於いても決してドン・ホアンの戀に比敵す可き恍惚の美を缺いてゐないのである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...俺の中にも明かに「ドン・ホアン」がゐて心の底にその美しい「戲謔圖(ガウケルビルター)」を織つてゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...ドン・ホアンの寂寥と悲痛とはまだまだ微小を極めてゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...殊に俺には異性との間に於ける恍惚と歡樂と嘆息と變化との間に現實的の充實を求めるドン・ホアンの心が漲つてゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...俺はもうドン・ホアンを脱離してゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...俺のドン・ホアンは他日或はこの否定の裏をかいて...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...俺は俺の中に在る「神を求める者」と俺の中に在るドン・ホアンとを對決させる必要に迫られて來た...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...俺は俺の親愛する友達に對するにも時としてドン・ホアンの衝動を感ぜずにゐられない事を告白してしまつたのだ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...「オホアハハハこの偽物はそれほど入念には...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...老人の忘八(ホア・マスタ)が...
谷譲次 「踊る地平線」
...ホアツユウアール...
林芙美子 「新版 放浪記」
...第三の料理は雁肝(がんぎも)冷製寄物(アスピック ド ホアグラ ド ストランボルダ)といい雁の肝をゼリーにて寄せたるもの...
村井弦斎 「食道楽」
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