...プッツリ言葉を切って...
江戸川乱歩 「悪霊」
...プッツリとぎれて...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...プッツリとたちきられてしまいました...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...なわがプッツリきれました...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...なぜかプッツリ言葉を切てしまった...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...プッツリ切れてしまった...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...すると、プッツリと、ほそびきが切れてしまったのです...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...」道化師はそこでプッツリ口をとじました...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...そんな楽々とした呑気な次第ではございませぬぞ」正造は怒号の頂体でプッツリ言葉を切って...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...罪人の右の脇腹からプッツリ槍の穂先...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼は会話への情熱をプッツリ失ったのだろうか? 異人種の顔が...
中島敦 「南島譚」
...一番仕舞(しまい)の一枚で三味線の音(ね)がプッツリ止(や)んだ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...縁でこそあれ末かけて……とあの人が「蘭蝶」を歌い出したらプッツリと糸が絶(き)れ...
正岡容 「寄席」
...プッツリ思い切りかみも...
三宅花圃 「藪の鶯」
...入って来るなりプッツリと黙ってしまって...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...見下ろされたる櫓下」お蔦 (三味線と唄をプッツリ止める)……天下を俺一人で背負っていると言った顔だ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...私の縋(すが)っていた綱が中途からプッツリと撃ち切られました……と思うと...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...プッツリと切断された傷口から...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
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