...彼らは何ごとに依らず物ごとを信じ切っていた...
モオパッサン 秋田滋訳 「ある自殺者の手記」
...私もやはり両親のように物ごとを信じて疑わなかった...
モオパッサン 秋田滋訳 「ある自殺者の手記」
...着物ごとぬれると...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...走って来た乗合自動車に荷物ごところげ込んで島々駅へ...
石川欣一 「可愛い山」
...押しなべてわが身に親しく近しい物ごとを偲びたい気持がわくような時には...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...物ごとを何でも良し悪しで決めて了う道徳判断だ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...物ごとをあまりに楽観することであり...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...システムというと物ごとの不動な布置ででもあるように考えるのが...
戸坂潤 「ひと吾を公式主義者と呼ぶ」
...物ごとはすべて、習うよりは慣れろですから、頭巾の巻きっぷりにしてからが、ああもしたら、こうもしたらと、見えに浮身をやつすよりは、数を多くかぶるに越したことはない...
中里介山 「大菩薩峠」
...物ごと何によらず斯く上國に遲くれて居るからして...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...其後は物ごとに念を入れて...
樋口一葉 「大つごもり」
...その後(ご)は物ごとに念を入れて...
樋口一葉 「大つごもり」
...これに物ごとを自由に判断する力を持たせなければならないけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人間も賢明ならば、物ごとの真価を、それらが自分の生活に有用であるか適当であるかによって、判断するであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我々自らの推理と才能とによって作り出された物ごとは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...他の物ごとと同様に疑わしい証拠である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(c)自然は我々に物ごとの限界を知ることをゆるさず(キケロ)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...物ごとの理解が遅鈍なので...
山本周五郎 「日本婦道記」
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