...併し俺はそんなヒロイズムを尊敬しない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...「新しい宗教聖職にヨーロッパで全く新しい社会奉仕のヒロイズムが生まれた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...女王のその勝利はヒロイズムの結果ではない...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...その軍人の思い上りと同じようなヒロイズムに酔っていた...
高見順 「いやな感じ」
...夫が小林の文学者らしいヒロイズムや煙草の煙と共に呼吸する世界征服感を意味する限り...
戸坂潤 「思想としての文学」
...実質的に(決して観念的なウルトラ・ヒロイズムとしてではなく)日本資本主義の「革新」を行なおうとする方向にいるもののことだが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...ヒロイズムという言葉だ...
豊島与志雄 「失われた半身」
...焼酎に酔っ払うことのうちにもヒロイズム的実感があった...
豊島与志雄 「失われた半身」
...ヒロイズムの残滓か...
豊島与志雄 「失われた半身」
...英雄崇拝(ヒロイズム)と...
野村胡堂 「十字架観音」
...市民達のヒロイズムを滿足させたわけです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...故に詩に於けるヒロイズムは...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...歪曲されたヒロイズムとなって...
火野葦平 「花と龍」
...そんな似而非ヒロイズムを呟きながら...
牧野信一 「鏡地獄」
...明日にかくされている生活の破滅に向ってヒロイズムでごまかされないように...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十五巻)」
...非現実のヒロイズムで目のくらむような照明を日夜うけつづけて育った...
宮本百合子 「生きつつある自意識」
...肉厚なペンキ絵のようなヒロイズムではありません...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...此(この)派の詩の根調(こんてう)となるものは新英雄主義(ヌウボウ・ヒロイズム)である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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