...だが思想には体系(システム)と歴史(ヒストリー)とがあると云った...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...これはヒストリー・オブ・プロスチチューション――」駒井甚三郎の抜き取って渡す書物は...
中里介山 「大菩薩峠」
...ヒストリック)の人である...
新渡戸稲造 「国際聯盟とは如何なものか」
...ヒストリ・オブ・エコノミック・ドクトリンス津田氏一...
野呂栄太郎 「三田社会科学研究会」
...「ひとつおねがいしますかな」山チイがヒストリカル・イヴェントといったのはほんとうだ...
久生十蘭 「だいこん」
...『ヒストリイ・オヴ・デビルズ』『デビルズ・デイクシヨナリイ』『クラシカル・マヂシアンズ・ボキアブラリイ・ブツク』私は...
牧野信一 「鬼の門」
...この意識のはたらきを純粋に記述する学問は――若しかかる学問があつたとすれば――あながちヒストリスムスとして排斥すべきでもないでせう...
三木清 「消息一通」
...ウットの『博物画譜(イラストレイテット・ナチュラル・ヒストリー)』に虎道傍にあって餌獣の至るを俟(ま)つに必ず自分の巣に対せる側においてす...
南方熊楠 「十二支考」
...一六七六年マドリッド版ナヴァワッテの『支那歴史道徳論(トラタドス・ヒストリフス・デラ・モナルチア・デ・チナ)』八六頁に尊者(サン)トメ支那に往けり...
南方熊楠 「十二支考」
...テンネントの『錫蘭博物誌略(ゼ・ナチュラル・ヒストリー・オヴ・セイロン)』三六頁以下に著者この角を獲て図を掲げいわく...
南方熊楠 「十二支考」
...その爪と見ゆるは実は蹄(ひづめ)で甚だ犀(さい)の蹄に近い(ウッド『博物画譜(イラストレーテッド・ナチュラル・ヒストリー)』巻一)...
南方熊楠 「十二支考」
...なおその著『動物全誌』(ヒストリア・アニマリウス)に竜を載せたるにて...
南方熊楠 「十二支考」
...人は直立して行(ある)く事になったという(ラツェル『人類史(ゼ・ヒストリー・オヴ・マンカインド)』英訳...
南方熊楠 「十二支考」
...これを盾に画く者あり(ラツェル『人類史(ヒストリー・オヴ・マンカインド)』)...
南方熊楠 「十二支考」
...一七六七年版ヨンストンの『魚鯨博物志(ヒストリア・ナチュラリス・デ・ピッシブス・エト・セチス)』巻五の四四頁には一層想像を逞(たくま)しゅうした図を出す...
南方熊楠 「十二支考」
...ついにこれを平らげその皮と齶をローマの一堂に保存した(プリニの『博物志(ヒストリア・ナチュラリス)』八巻十四章)...
南方熊楠 「十二支考」
...異観に誇った(プリニウスの『博物志(ヒストリア・ナチュラリス)』十一巻百九章)...
南方熊楠 「十二支考」
...大いに瞋(いか)りて厩人を咬み裂いたのと崖から堕(お)ちて自滅したのとあるといった(『博物志(ヒストリア・ナチュラリス)』八巻六四章)...
南方熊楠 「十二支考」
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