...インポシブル興味とはパラドックス(思想の手品)のことなり...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...というパラドックスも成立するようだ...
太宰治 「パンドラの匣」
...却って文芸批評の本格にならぬというパラドックスが問題なのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...今のパラドックスはもはやパラドックスではない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...喜劇=ユーモア=アイロニー=パラドックス=評論...
戸坂潤 「思想としての文学」
...アイロニーやパラドックスや警抜な特色づけが可能となり...
戸坂潤 「思想としての文学」
...小林の好むパラドックス(逆説)なるものが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...で文学崇拝者は小林秀雄のパラドックスが気になり...
戸坂潤 「思想としての文学」
...或いは矢張りこのパラドックスにあるかも知れない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...彼の過剰なパラドックスは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...夫が小林式パラドックスとなる...
戸坂潤 「思想としての文学」
...問題はパラドックスの用途にあるのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...」眩暈のこうした定着の仕方が彼のパラドックスの意味である...
戸坂潤 「思想としての文学」
...」だから小林のパラドックスはパラドックスではなくてただのおしゃべりだと云ったのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...ここに一種妙なパラドックスとでも云いましょうか...
夏目漱石 「現代日本の開化」
...こう云うのは明かにパラドックスである...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...いま言ったようなごく簡単な逆説(パラドックス)だけで充分であることを彼女に知らせたのだ...
堀辰雄 「聖家族」
...――このパラドックスも桜の詠嘆とは言えない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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