例文・使い方一覧でみる「バリバリ」の意味
スポンサーリンク...この時素早く起き直った蠅男は右手を伸べて傍（かたわ）らのガラス窓を雨戸越しにバリバリと破り... 
海野十三 「蠅男」
...バリバリと何ものとも知れず降りかかる...
海野十三 「放送された遺言」
...その真夜中に、とつぜん、ショーウインドウのあたりで、バリバリ、ガチャンというおそろしい物音がしました...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...人眼がなかったらバリバリと歯噛みしたいような気持であった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...東京と云うところは冬が取り分けしのぎにくいと聞いていましたが一日として名物のから風が吹かぬ日はなく寒に入ってからの寒さはまことに生れて始めてのことにて今朝などは手拭（てぬぐい）が凍って棒のようになりバリバリ音がするのですが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...前にあった小皿をとってバリバリと噛（か）み砕（くだ）き...
中里介山 「大菩薩峠」
...ひきはなすとバリバリと音のするのもありますよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...木の葉は――青桐の廣葉（ひろは）は、獅子がたてがみをふつてゐるやうに、葉を立てて、バリバリと、貪焚（どんらん）に、雨にぶつかつてゐる...
長谷川時雨 「夏の夜」
...バリバリとやってゆく...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...ギギイ、バリバリと、船体が分解してしまいそうな音が、あっちこっちで起る...
火野葦平 「花と龍」
...ヤ中入口ヲカゼニサラハレ全身ユキデヌレル．テング※（８・１５）―ドッペウ（11・００）―小※（15・３０）１月５日 フーセツＳＮＯＷＨＯＬＥヲ出タトタン全身バリバリニコオル...
松濤明 「槍ガ岳」
...やることバリバリやっちゃる...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これが生き返ってでも来るか？ 見ていろ！ （いきなりバリバリバリと位牌を踏みつぶして...
三好十郎 「斬られの仙太」
...そのハーモニカをバリバリ噛みくだく...
三好十郎 「妻恋行」
...惜しまれもせずバリバリと焼けています...
吉川英治 「江戸三国志」
...枯木生木を焼く猛烈な炎はバリバリと天地に鳴って...
吉川英治 「三国志」
...バリバリッと戸を踏（ふ）みやぶっておどりこんだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...バリバリッと、院作りの窓を破り、おどり込んできた同心四、五名...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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