...是ハミルカルありて始めてハンニバルあり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...カルタゴの滅ぼされたるはハンニバルの罪にもあらず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...ハンニバルやボナパルトのごとき人々にとっては...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ハンニバルはカプュアに足を止め...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...多少ハンニバルと同じ魂を持っていたのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...出現し君臨し、進み行き、勝利を博し、あらゆる国都を宿場とし、自分の擲弾兵(てきだんへい)を取って国王となし、諸王朝の顛覆(てんぷく)を布告し、一蹴(いっしゅう)してヨーロッパを変造し、攻め寄せる時には神の剣の柄(つか)を執れるかの感を人にいだかしめ、ハンニバル、シーザー、シャールマーニュを一身に具現した者、そういう者に従い、目ざむる曙(あけぼの)ごとに光彩陸離たる戦勝の報知をもたらす者の民となり、アンヴァリードの砲声を起床の鐘となし、マレンゴー、アルコラ、アウステルリッツ、イエナ、ワグラムなど、永久に赫々(かくかく)たる驚嘆すべき戦勝の名を光明の淵(ふち)に投じ、幾世紀の最高天に毎瞬時戦勝の星座を開かしめ、フランス帝国をローマ帝国と比肩せしめ、大国民となり大陸軍を生み出し、山岳が四方に鷲(わし)を飛ばすがように、地球上にその軍隊を飛躍せしめ、戦勝を博し、征服し、撃ち砕き、ヨーロッパにおいて光栄の黄金をまとう唯一の民衆となり、歴史を通じて巨人のラッパを鳴り響かし、勝利と光耀(こうよう)とによって世界を二重に征服すること、それは実に崇高ではないか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ハンニバルの駐(とど)まる野は売るべしである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そこでハンニバルはこの大きな岩へ醋(す)をかけて火を焚(た)いて...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
......
槇村浩 「ハンニバル雪のアルプ越」
...例せば、面首を以て愛重された男子はことごとく柔弱萎縮しおわると説く者甚だ多きも、ハンニバル、シーザル等かつて若契(じゃっけい)を経た偉人泰西に多く、「蘭丸をいっち惜しがる本能寺」、「佐吉めは出征をしたと和尚いい」、わが邦にも美童の末大名を馳(は)せた者少なからず...
南方熊楠 「十二支考」
...(c)カルタゴ破滅の日付よりもハンニバルとスキピオの心情を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ハンニバルについても同様のことが言い伝えられている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...例えばハンニバルはローマ人に勝ちたりき...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...けれども反対にハンニバルの方は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ハンニバルの生涯についても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ハンニバルはいかに忠実な友だちを捨てたかを自ら悟るであろう」と言った...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(b)これらの象の祖先はカルタゴ人ハンニバルや...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ハンニバルの権威ある言葉を借りて来るまでもなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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